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新塗装に装いを改めた相鉄・新7000系~この車両に新塗装は…

2008-04-27 | 鉄道[首都圏・私鉄等]
最近永年親しまれた塗装から、イメージチェンジを図って塗装変更される車両が相次ぎ、今月に入ってからは京阪電車の塗装変更などが話題になっていますが、昨年から出始めた、横浜やその近郊を走る相模鉄道(相鉄)の新塗装車も、最近は徐々に姿を見る機会が増えています。

この新塗装も、窓上の帯色を変えただけの最新型10000系や、アルミ合金製の車体ながら元々塗装仕上げとなっている9000系といった車両では、結構様になっていると感じるのですが、その一方で旧来はアルミ無塗装であった車両が、グレーに塗装された新塗装となった8000系や新7000系といった車両では、かつてJRから地下鉄東西線に乗り入れていた301系電車などの末期を連想させられます。

まして車体はグレーに塗装していながらも、ドア部分だけが西武線の塗装車(黄色い電車)の如く、ここだけ無塗装となっていて奇妙に感じるのですが、その上無数の溶接跡が目立つ少数派の新7000系においては、独特な前面形状とあいまって、MAKIKYUとしては非常に違和感を感じますが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様は如何感じられるでしょうか?

また写真は横浜市営地下鉄グリーンラインや都営日暮里・舎人ライナーが開業した3月30日(もう一月近く前の事で、写真だけは既に掲載していますが…)に、相鉄線に乗車した際に撮影したものですが、この編成は抵抗制御車(新7000系は途中でVVVFインバーター制御に移行しており、比較的少数派でありながら下回りは2種類あります)でありながら、塗装変更だけでなくドアチャイムの取り付けなども行われていましたので、新塗装への変更はされずにそのまま数年で廃車となる公算が高い旧7000系とは異なり、まだ暫くは活躍が期待できそうです。

ただ旧7000系が退役した後もこの状態のまま、VVVFインバーター制御車に紛れて活躍し続けるのか、それとも下回りの取替え(最近首都圏ではよくある事ですが…)が行われるのか、或いは比較的早期に運用離脱となってしまうのかは気になる所です。