慢性の便秘
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=63878
■慢性便秘症は、腸管の腫瘍や癒着などによる「症候性便秘症」と、それ以外の原因で習慣的になった「慢性機能性便秘(常習性便秘症)」に分けられます。
■慢性機能性便秘には、
〈1〉大腸が緩み、便を運ぶのが遅れて起きるものや、
〈2〉直腸に便が運ばれる時に排便運動を抑えてしまうもの、
〈3〉腸管が緊張して一定の間隔でくびれができ、便が滞るもの
――があります。
多いのは〈1〉か〈2〉、または両方を合併しているものです。
■長年便秘が続いており、朝食を取った後に、自然な便意が起こらないのであれば、〈1〉と〈2〉の合併が疑われます。
下剤やサプリメントで便を出す治療を受ける人が多いようですが、これでは腸の機能を元に戻すことはできません。
■まずは、腸を刺激する食品など(マグネシウム製剤、オリーブ油、植物性乳酸菌、水溶性食物繊維の多いキウイなどの果実)を積極的に取ることが必要です。
■さらに、直腸内に挿入すると炭酸ガスが発生する座薬などを用いて、便意を起こさせる治療も行います。
出典 YOMIURI ONLINE yomi.Dr. 2012.9.5
版権 読売新聞社
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=63878
■慢性便秘症は、腸管の腫瘍や癒着などによる「症候性便秘症」と、それ以外の原因で習慣的になった「慢性機能性便秘(常習性便秘症)」に分けられます。
■慢性機能性便秘には、
〈1〉大腸が緩み、便を運ぶのが遅れて起きるものや、
〈2〉直腸に便が運ばれる時に排便運動を抑えてしまうもの、
〈3〉腸管が緊張して一定の間隔でくびれができ、便が滞るもの
――があります。
多いのは〈1〉か〈2〉、または両方を合併しているものです。
■長年便秘が続いており、朝食を取った後に、自然な便意が起こらないのであれば、〈1〉と〈2〉の合併が疑われます。
下剤やサプリメントで便を出す治療を受ける人が多いようですが、これでは腸の機能を元に戻すことはできません。
■まずは、腸を刺激する食品など(マグネシウム製剤、オリーブ油、植物性乳酸菌、水溶性食物繊維の多いキウイなどの果実)を積極的に取ることが必要です。
■さらに、直腸内に挿入すると炭酸ガスが発生する座薬などを用いて、便意を起こさせる治療も行います。
出典 YOMIURI ONLINE yomi.Dr. 2012.9.5
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