みみずく医者の備忘録

名古屋市名東区の内科開業医です。日々の出来事や診察室でのエピソードなどを織り交ぜて綴ります。個人的なメモ代わりです。

新聞記事「南相馬の命 つないだ」

2013-02-03 23:53:04 | インポート
今朝の 朝日新聞・朝刊(2013.2.3)より

■福島県南相馬市の74歳の医師が亡くなった。東日本大震災と原発事故の後も避難せず、赤ちゃんを取り上げ、地元の人たちを診てきた。復興への思いは、後継の募集に応じた医師に引き継がれる。

■「院長 高橋亨平 1月22日に永眠しました」。入り口の張り紙が院長の死を伝える。

■震災と原発事故後、多くの市民が避難するなか、高橋さんはとどまり、市内に5施設あった産婦人科のなかで唯一開業し続けた。

■震災後の初めてのお産2011年4月8日。避難先で出産できず、南相馬に戻った母親だった。

■11年5月、自分のがんが分かった。すでに直腸から肺などの転移していた。

■昨年8月、医院のホームページに後継者を募る文章をつづった。

■昨年末、体調を崩し、地元の総合病院に入院。退院しないまま息を引き取った。入院直前まで医院で診療にあたっていたという。

■震災後、医院では80人の赤ちゃんが誕生した。


http://www6.ocn.ne.jp/~syunran/

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 豆電球つけ寝ると「肥満」に? | トップ | ピロリ除菌、胃炎も保険適用... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

インポート」カテゴリの最新記事