BCG予防接種、対象年齢を1歳未満に 厚労省
厚生労働省は14日、結核予防のためのBCGワクチンの定期予防接種について、対象年齢を現行の「生後6カ月未満まで」から「1歳未満まで」に拡大する方針を決めた。
■標準的な接種期間は「生後5カ月~8カ月未満」とする。
接種後に関節が腫れて痛む骨炎や骨髄炎の副反応の報告が増えており、接種時期を遅らせ発症抑制を狙う。
早ければ来年度から実施する。
■長期間の病気治療で対象年齢で定期予防接種を受けられなかった場合、治療終了などから2年以内なら接種を受けられるようにすることも了承された。
■BCGを巡っては、小児への予防効果を高めるため、2005年度に対象を「4歳未満」から「生後6カ月未満」に引き下げた後、骨炎などの発症が増えた。多くの乳児は生後3、4カ月で接種を受けており、発症増加との関係が否定できないと判断された。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1402F_U2A111C1CR8000/
出典 日経新聞・Web刊 2012.11.14
版権 日経新聞社
厚生労働省は14日、結核予防のためのBCGワクチンの定期予防接種について、対象年齢を現行の「生後6カ月未満まで」から「1歳未満まで」に拡大する方針を決めた。
■標準的な接種期間は「生後5カ月~8カ月未満」とする。
接種後に関節が腫れて痛む骨炎や骨髄炎の副反応の報告が増えており、接種時期を遅らせ発症抑制を狙う。
早ければ来年度から実施する。
■長期間の病気治療で対象年齢で定期予防接種を受けられなかった場合、治療終了などから2年以内なら接種を受けられるようにすることも了承された。
■BCGを巡っては、小児への予防効果を高めるため、2005年度に対象を「4歳未満」から「生後6カ月未満」に引き下げた後、骨炎などの発症が増えた。多くの乳児は生後3、4カ月で接種を受けており、発症増加との関係が否定できないと判断された。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1402F_U2A111C1CR8000/
出典 日経新聞・Web刊 2012.11.14
版権 日経新聞社