僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

彼岸花の散歩道…②

2020年10月02日 | その辺の木や花です





ここは北ヨーロッパの雰囲気が漂う
水辺の公園です

この林の裏に散歩道はありますが
土手をひとつ乗り越えて行かなければならないので
小さな子ども連れはちょっと行きづらいのかな…




相当な密です

葉のない茎からいきなり花!
花をよく見ると、7つの花の集合体です



ずっと7つだと思っていたのですが
6つのもあることがあります


植物はだいたい奇数が好きだと思っていたのですが
花びらにしても茎の分かれ方にしてもほとんどが奇数ですし
まぁそんなこともあるから進化もあるのかな





鞘に収まったつぼみが静かにはじけて
兄妹達がそれぞれの方向に順番に花弁を広げていきます

そう言えば初めから密なのか…





木漏れ日が差し込み始めた花たちの密は
いかにも曼珠沙華という感じの(個人的主観)
真っ赤っかだけどどぎつくない
独特の美しさを発散させています



香りが無いのは良い選択だと思います
この目立つ赤プラス良い匂いをまき散らしていたら
人間はみんな鼻を近づけてくるだろうし
折り取って持ち帰るだろう

そして 毒に当たる 何てことになったかも知れませんから



さて、そろそろ戻ります



ここは亡き母とよく来た場所なのです
このベンチに座って、焼きたてパンをかじりながら
水鳥をぼぉ~っと眺めて
しばし平和な時間を過ごしました

遊歩道を散歩するほど歩くことができなかったのですが
今は彼岸の地で
美しい密の花を思う存分眺めていることでしょう。。





















コメント (2)
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