僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

美味しそうな写真は

2006年04月30日 | 何でも掲示板

他のカテゴリーにある画像は記事とほとんどと言うか全く関係がありませんただの飾りだと思ってください。

興味をお持ちの方には丁寧にレシピや作り方をご紹介

できるわけないっす。でもチョット長いけど他の記事も読んで下さい。

画面左側のカテゴリーにあります。



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宇宙のうーちゃん

2006年04月30日 | SF小説ハートマン
「すごい、すごい、すっごーい!こんなにどこで見つけたの、うーちゃん。ねえ」
星見ちゃんはいつも僕のことを「うーちゃん」って呼ぶ。僕のヒロシって名前がうちゅうって書くのを知ってるからだ。
でも「うーちゃん」呼ぶのは星見ちゃんだけ。他の人はみんな「ひろしくん」って言う。杏子先生だってそうだ。星見ちゃんのお父さんが教えたらしい。

僕と星見ちゃんのお父さんは幼稚園からずっと仲良しで、今でも会社行かない時はしょっちゅう一緒に遊んでる。何してるのかは知らないけど。いつも「星見ちゃん家行って来る」って出かける。いつだったか急に星見ちゃんが来て
「ひろしくんって宇宙人だったんだ。今度からうちゅう君って呼ぶよ。」って言うんだ。僕が「やめてよ、みんなまねするから~」って言うと、
「じゃあ、宇宙のうーちゃんね、決ーめたっと。いいよね、うーちゃん」だって。それからうーちゃんになっちゃった。

星見ちゃんだから許しちゃう。他の子はだめ、絶対ダメ。だってヤだもん、そんな呼び方恋人同士みたいで。

「昨日ね、子供の国の花壇で取ったんだ。水飲み場の後ろの方、まだワープ中なのもいっぱいあるから今度取りに行こうね。」
「うん、いくいく。」
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毬と殿様♪

2006年04月30日 | 何でも掲示板
「毬と殿様」という童謡なんて知らないですよね。
何処かで聞いたことはあるかも知れないという方ならいらっしゃるかも知れません。こんな歌詞がありました。「てんてんてんまりてんてまり」問題はその後「てんてんてまりの、てがそれて」なんですが・・・、

少し状況説明を先にさせていただきます。
当時私はチャンバラ映画が大好きでした。兄にくっついて時代劇3本立てなんかよく見ていました。美空ひばりがお姫様だったりした、それはもうチャンバラ映画が全盛期。

必ず出てくる参勤交代の大名行列。下にぃ下にぃ~と掛け声も勇ましくお殿様の籠が通ります。そこへまたまた必ず登場するのが悪漢たちです。たまに、打ちかかる方が正義の方だったりします。まぁどちらでもいいのですが、行列側はそれでは困るので、腕の立つ護衛の侍が走り寄ります。「無礼者、何者じゃ。かまわん、打ち取れ」てなことになります。

そしてチャンチャンバラバラ一番面白いシーンが始まる訳です。言葉などろくに知らない私でも、無礼打ちなんて難しい言葉は知っていました。大名行列を乱したものは切られてしまうのだな、ということです。

そこで、てんてん手鞠に戻りますが、
「手が取れて」しまったと思ったのです。

道端でまりつきをしていた女の子、まりが弾んで行列の方へ、あっいけない、と思った時にはその手が映画の「キルビル」のようにスパッと切り落とされている。残酷です。「逸れて」という言葉が難しかったのだと思います。
なら「取れて」でもいいや、という風に思っちゃったんですね。
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宇宙(ひろし)の友達 星見(ほしみ)

2006年04月30日 | SF小説ハートマン
今日はちょっと熱があるみたいだ。きのう公園で暗くなるまでタネ取ってたからかな。いっぱい集めたけど、気がついたら暗くなってた。
ママにいうとすぐ怒るからやだ。いつまでも遊んでるからだとか、ちゃんとお勉強しないからだとか、いっつも言うことは同じだ。頭が痛いなんて言ったら最悪だ。幼稚園は休みなさい、塾の時間までねてなさいなんて言うに決まってる。黙ってる方がいいさ。幼稚園行って星見ちゃんに昨日の分を見せるんだ。

このとき未だ僕は自分の体に起きつつある変化に少しも気付いていなかった。

幼稚園ではいつものように杏子先生が、「よっ、宇宙君おっはよう。」って迎えてくれた。
「先生、この子ちょっと風邪ひいたみたいで、いつも遅くまで遊んでるから。ひょっとしたら熱あるんじゃないかと思うんですけど、帰った方がいいでしょうか」

なんだ、ママ熱があるのちゃんと知ってんじゃないの。そんならいつもみたいに、寝てなさいって言えばいいのに。ホントは午前中にショッピングセンターのバーゲンがあるから僕をお医者さんなんかに連れてけないんだ、きっと・・・

「あら、そうですか?まあ、でも大丈夫でしょう。元気そうですし。後でお熱測ってみますね。お預かりします。」
よかった。やっぱ杏子先生、僕の強ーい味方だ。帰りなさいって言われたらどうしようかと思っちゃった。
星見ちゃん来てるかな。ホールの方を探すと、あっ、もう来てた。箱積み木の上で一人あやとりしてる。あやとりは最近の星見ちゃんのマイブーム。僕はおたより帳に急いでシールを貼るとすぐに側に行った。
「星見ちゃん、ほらこれみて。」 つづく
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ハートマンの長いお話 その①

2006年04月30日 | SF小説ハートマン
僕、宇宙(ひろし)は子供の国の花壇を探し回っていた。大好きなフーセンカズラがもう種になっているはずだ。夏の盛りにめぼしをつけていた近所の垣根からもう100個くらいは手に入れた。この広い公園にもフウセンカズラは毎年実を付ける。誰かが好きで蒔くのか、毎年落ちた種が生長するのか分からないけど、僕にとってはどちらでも良かった。誰も種を集めようとしてないし、大体あんまり目立たないしな。

黄緑の涼しげな風船になった時みんなの注目をちょっとだけ集めるこの草。ホントは種が一番なのにな。僕はいつもそう思う。ポケットのビニール袋に集まるこの小さい丸薬のような種が僕は小さい頃から大好きなんだ。

よく見ると正露丸にハートが付いているって感じだろう。友達がよく言ってたけど、仮面ライダーブラックって感じもするなぁ。こんな面白い物が自然にできるなんてふっしぎー。幼稚園に3年保育で通うようになる前から何となく、これは僕のタネだって感じがしていたんだ。

茶色く変身してしぼんでしまった風船をそっと開けると中に必ず3つずつある。まだ茶色になっていない風船をピリッと破いてみると、中には未だ黒くなっていないタネがコックピットに三人背を向けて収まっている。じろっとこっちを見て、まだ入ってくるな。いまワープの準備中だ!って言うんだ。ごめん。そう言って慎重に、準備の整って茶色くなったOKのやつだけを取る。地球で役目を終えた隊員達が3人ずつフーセン型の宇宙船で自分たちの国へ帰るんだ、きっと。

つづく
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美味しいのか?

2006年04月30日 | 何でも掲示板
考えてみると、自分にも沢山思い違いがあります。
まずはイメージ。これは幼い頃の原体験からきていると思われます。

「うさぎおいしかのやま」唱歌ふるさとです。この曲を聞くとどうしてもイメージしてしまうものがあります。それは西部劇のワンシーン。必ずあった野宿のシーンです。
たき火を囲んで何か食べている。何か焼いている。近くにお店もないし、食料を積んできた様子もない。とすると、野生の動物を捕まえて食べているに違いない。野兎の照り焼だ。

火にあぶられてこんがりと丸焼きになったそれは油をしたたらせて香ばしい香りを漂わせている。
野宿の主人公たちはがっついて食べるでもなく、ただそこにごちそうがあっても当たり前のようにコーヒーかなんかを飲んでいるだけなのだ。

画面に見入っている私は、早く食べないと焦げちゃうよ、とそればかり気になっている。遠くにグランドキャニオンの山々が連なっている。そして僕の心に刻まれた「ウサギの丸焼きはおいしい…」
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ああ勘違い

2006年04月30日 | 何でも掲示板
子ども達と歌を歌っていました。「とおりゃんせとおりゃんせ♪」童歌です。
元気な声だけどちょっとまって、「ここはどこの細道じゃ」に続いて・・・
「ペンギン様の細道じゃ」ですって?

歌以外にも、う~んってうなってしまうくらいいろいろありました。

「どんぐりころころ♪」の次はまず100%「どんぐりこ」ときます。これは大人でもそう歌っている人が沢山いて面白いです。正解はというか元の歌詞は「どんぶりこ」ですよね。お池に落っこちてしまうのですから。

新聞のコラムで見つけた話はもっとすごいです。
「シャボン玉とんだ屋根までとんだ♪」と歌っていた子どもがびっくり顔で尋ねます。
「すごい風なんだね、お母さん」
「どうして?」
「だって風で屋根も飛んじゃったんでしょう?」

子どもがテーブルの上から何か小さな物を落としてしまいました。その辺をキョロキョロ探しますが見つかりません。見かねた大人がアドバイスします。
「ほら、潜っていって探せばあるよ」
「もぐっ、もぐっ、もぐっ、あった!」
「もぐ」って言ったんですね。本当に素直です。
コメント (7)
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