まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

トマトの整枝

2010-06-26 15:09:40 | トマト
1段目の収穫は終わり2段目の収穫も終わりに近づいてきた。
実から下に付いている葉は全て切り取ります。また脇芽も大きくなる前に摘み取ります。この作業はトマトの茎や葉からトマトの灰汁が出ているので、手が黄色くなります。
元肥を入れずに追肥のみで栽培しているので、肥料の効きがが悪いのか茎は小指の太さ程度です。施設トマトは土壌水分が少なくなるので追肥の都度、追肥穴に水を与えますが直ぐに土は白く乾いてしまいます。
ほぼ水を切って栽培しているので、トマトの実の大きさは150から200グラムと小さめでその分、実が締まり甘味が強いです。


1段目、2段目の収穫が終わるのと、トマトの背丈が身長を超えてきたので、吊り下げている紐を緩め一番下の実が地面に着くほど下げます。最下段のトマトが終わる毎に吊り紐を下げることで背丈を抑えることができます。その為には移植時に苗を45度斜めに植えつけておくと木が折れずにすみます。


菊の中鉢への移植

2010-06-22 20:19:34 | 畑全般
5月21日に3寸ビニールポットに鉢上げしてその後の作業としては、
① 半日陰に4~5日置き、1週間してから小さじ1杯程度の乾燥肥料を置きます。
② 苗が10cm程度に伸びたころ、3枝に分けるための摘芯をします。摘芯はピンセットを用いて先端の米粒状のところを摘み取ります。2週間程すると上部からわき芽が出てきます
中鉢への移植の目安は小鉢上げから25日前後で、鉢底から根がでてきている生育旺盛なものから順に中鉢への移植を行います。
200鉢から3枝の出揃ったものを選別し100鉢程に絞り込みます。


3枝が揃っている国華錦強大

3枝の芽は揃って出ている精興右近は移植しますが、不ぞろいの場合はこの段階で捨てます。
但しその品種がほかに無い場合は一番良いものを1鉢移植します。


スイカの敷き藁

2010-06-22 11:45:31 | 果菜
今年のスイカに生育は10日ほど遅れているようで実が付く前に梅雨に入ってしまった。
蔓の伸ばす場所がないと益々実が付かないから、左側のニンニクを収穫しマルチをして敷き藁をする。
実は付いていないがマルチの下に追肥をし、蔓を余り触らないようにすることで実を付けたい。
右側はジャガイモ、植え付けが遅れた上に4月の低温で成長が遅れ、収穫までにはもう少し時間が掛かる。右側にも早く敷き藁をしてやりたい。



ブドウの摘粒

2010-06-22 10:38:32 | ブドウ
ブドウの摘粒は栽培作業の中で最も時間が掛かります。
房を手に持って小さな鋏で粒と粒の間が空くように、悪い粒を切り落とします。
写真の藤稔は1週間前に2回目のジベレリン処理を済ませ、右の房は摘粒を済ませたところ。
ジベレリン処理をすると房の軸や果柄が硬くなり、粒が混み合って隣の粒を押すと果柄が曲がってくれず、粒の付根で曲がりその部分が裂けます。また粒がスキスキだと輸送時の振動に軸や果柄が硬いことから、粒の付根に負担がかかり、脱粒してしまうことが多いので、大きくなった房の最終の状態を考え摘粒します。



トマトの収穫適期

2010-06-14 12:23:18 | トマト
3月下旬に購入した苗も小さかったのも一因ですが、今年は4月の低温が長く続いた影響でトマトの収穫が2週間程遅れている。6月中旬になってようやく色付き始め収穫できるようになった。
真っ赤な完熟トマトのみを収穫した。実が締まり甘味酸味のバランスもよく野菜というより果物のようです。
ピンク色のものでも1日取り置きすれば真っ赤になるので出荷する場合は、翌日朝に出荷するのでピンク色のものが収穫適期です。