まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

トマトの1段目

2009-04-28 08:03:44 | トマト


両側の奥の方がトマトの生育が遅れているのは、3月の下旬に寒い日があったので二重トンネルとしたことから、
その後、突然の夏日の気温となり、トマトの葉や茎がこげてしまったことによるもの。
トマトは強い植物で葉がなくなっても芽が吹き出してくる。
2段目の花が咲き出したのでトマトトーンで受粉処理をする。



1段目の早いものは梅干の大きさになってきた。気温が順調に上がってくれば肥大も進む。

芽が出ないブドウ

2009-04-27 17:48:39 | ブドウ


4月下旬になっても脇芽も何にも出てこない。ハウス内の全ての樹がこの状態である。
3月20日頃夏日になった日があったがその時ハウス内の換気をせず、完全に締め切っていたので40度Cを越える室温になり、動き出した芽が死滅してしまったのだ。
枝を折ってみると緑色でなく、かなり茶色くなっているので、枝も枯れてしまうのであろう。
樹液は枯れかかった枝からポタポタ落ちだし、一晩で100cc以上も出ている。冬に剪定した切り口からも出ている。
死んだ芽の付け根からも樹液が噴出している。喜んでいるのは蟻さんのみ。



9本あるブドウの樹の中でこの2芽のみがかろうじて生きているが、成長はほとんどしていない。



多分、ほとんどの枝は枯れてしまっているのであろう。
株元から新芽が出始めた。これが棚まで伸び、棚全体に広がってもとの状態に戻るのは何年先になるのやら。

ブドウの温度特性は休眠期で一番温度変化に強い時は、48℃で5時間の高温や、マイナス9℃で16時間の低温に遭遇しても害を受けない。
発芽期になると高温側は40℃で5時間、低温側はマイナス3℃で1時間が限界である。
開花期になると最も弱く、45℃で1時間、マイナス1℃で30分で害を受ける。
発芽後は20℃が適温なので、開花期以外は30℃を上限として温度管理していくことが重要である。


新芽を食害するケムシ

2009-04-16 21:29:30 | その他果樹


また今年もどこからやってくるのか毛虫は大量発生している。
とにかく新芽を食害するので、柿の樹の場合、芽が伸びそこに花芽が付くので、新芽が食われることは花が付かず被害が大きい。樹を叩くと樹の芽に着いているケムシが落ちるので時を見て樹を叩くことにしている。
写真はイチジクの新芽や夏果になる幼果を2匹のケムシが食害虫。



リンゴの新芽を食害している。
見つけしだい捕殺するが1時間のすると枝の先端に別のケムシがついている。

ブドウの新芽

2009-04-16 20:30:40 | ブドウ


ブドウハウスにビニール被覆をして1ヶ月弱なるのに発芽が遅い。少し伸びだした新梢も成長が止まっているようだ。



同じ時期に芽の出るキウイフルーツは日に日に芽を伸ばしているのに、ブドウの芽の様子がおかしい。
芽を手に取って見てみると芽が煮えたような感じがする。少し伸びた芽も茶色い色をしており若葉色ではない。

3月下旬から寒暖の差が激しく、夏日となった時ビニールハウスを締め切っていたことから室温が上がり過ぎて、柔らかな芽が煮えてしまったのだろう。
今年のブドウ栽培は全滅でこれでお終いか。



低温では成長が遅れることはあっても枯れることは無い。
毎日ハウスの管理ができない以上ブドウハウスは雨除け栽培に徹しよう。