まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

柑橘類に着くカイガラムシ

2008-12-23 09:55:11 | 柑橘類

収穫前の甘夏である。
葉が黒く見えるのはカイガラ虫によるすす病の被害である。
この写真で表に出ている実は黄色く色付いて見えるが、葉の中に隠れた実は葉と同じように表皮が黒ずんでいる。
この甘夏をはじめ八朔、デコポン、金柑、ネイブル、温州みかんなど多くの樹の葉を黒くしている。
柑橘類は常緑樹であることから、冬の消毒も強くすると薬害が出て葉が落ち樹を弱らすこともある。
他の果樹と比べ長い間実を着けていることから、カイガラムシ防除の機会も無く、沢山発生に気づいたときには枝や葉にビッシリと着いている。
甲羅やロウに包まれたカイガラムシに良く効く薬剤は少なく、ブラシなどで搔き落とすのが一番確実な方法ですが、何せ時間がかかりすぎる。


八朔の収穫

2008-12-22 15:24:16 | 柑橘類

年末は寒くなるようで柑橘類の実が凍ったりすると、水分分離が起こり「スカスカ」になってしまいます。
柑橘類は暖かいところで栽培しますが、温暖化の影響か近畿地方の山間部でも寒に入る前に収穫すれば問題なく美味しい柑橘類が作れます。
柑橘類の剪定は難しく、放任しておくと隔年結果となり、今年は大豊作の年か2本の樹で100kgほど収穫できた。
陽の良く当たった実は黄色く色付いているが、日陰の実は青(緑)色が残っていますがすべて収穫してしまいます。小屋で2~3月まで保存して追熟しておくと、全てが黄色く色付き甘くなります。


ほうれん草の種まき

2008-12-16 09:28:54 | 葉菜


10月にほうれん草、小松菜、チンゲン菜を種まきし、ほうれん草小松菜の収穫が済んだので、残っていたほうれん草の種を蒔いた。
筋蒔きにして軽く種の上に覆土して、地温が上がるように薫炭を蒔いてたっぷり水を置いた。
秋蒔き用で暖地でも11月までと説明書きがあったので、ビニールシートを下ろして、温室状態にして発芽を促す。

右に見えるのはガソリン切れになったミニ耕運用の管理機


ヤーコン芋の収穫

2008-12-15 23:04:17 | その他野菜
ヤーコンは植付け後、世話の掛からない誰でも簡単に作れる芋です。


芋掘りはサツマイモより折れやすいので、深くスコップを入れて株全体を一度で掘り起こしてから、株の土を落として芋が現れたら、株から芋を外しますが、硬い株にくっ付いているので、イモを回すようにして外さないと途中で折れてしまいます。



ヤーコンイモは生食すればダイコンのような食感で甘味があります。
他の野菜や食材と炒めたり、煮炊きをするとヤーコンの甘味オリゴ糖が出て砂糖代わりになり糖尿病に効能があります。
また、ヤーコン芋はカロリーが少なくポリフェノールを多く含んでいるので薬用イモとしても評価があります。



春になると赤い部分から芽が出てきます。
ヤーコンは寒さに弱いので春になるまで、土の寝屋で保存します。