まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

キウイの収穫

2008-11-25 23:40:50 | キウイ
霜に当たるとキウイの葉は焼けどをしたようになり落葉する。
例年より早く霜が降りた。急いで収穫しないと果実にも悪い影響がでる。


摘果が不十分であったのか小さなキウイが多い。選別を兼ねて先に大きなものを収穫する。
リンゴ箱に3箱取れた。


キウイの品種は香緑(コウリョク)で香川県が生んだ緑の宝石。
大玉で細長く10cm近くある。果肉は緑色が濃く一般的に売られているヘイワードより糖度が高く甘さは群を抜いている。
生り過ぎたので小さなものが多い。摘果のできている枝は大きいが、葉裏などで見落とした枝は極端に小さい。
キウイの実は開花後、早いうちに大きくなるなり、7月には本来の大きさの80%に達することから、開花直後に摘果を行っているが、7月に大きくなっていないものは収穫時になってもおおきくならないので、7月に小さな実を摘果し残った実に養分を集中させるようにしよう。




愛宕梨の収穫

2008-11-22 17:37:19 | 


11月に収穫するのが愛宕梨です。まほらま農園では最後梨です。今年も運良く台風の襲来も無かったので落果も少なく沢山の梨が収穫できました。
直径12cm前後の大きさはありますが、真ん丸でなく春の幼果時にカメムシが着くと変形果になりやすい。また、秋にカメムシに果汁を吸われるとその部分がスポンジ状になってしまいます。梨には二重袋を掛けますがカメムシには効果がなく、細くて鋭い吸引針は紙袋を突き破ります。
近くの山から無数のカメムシが飛来し、1個の梨に数匹が四六時中加害し農薬を使っても飛び去ってしまいまた飛来してくるので全く効果が出ません。
鳥対策には果樹園全体に防鳥ネットを張って防いでいますが、網目の細かな2~4mm程度の防虫ネットを考えなくてはならない。

自然薯掘り

2008-11-19 23:32:28 | 根菜


短性自然薯の種芋を5年ほど作り続けているうちに、元に戻ったのか1mほどになった自然薯。スコップの長さ分を掘り下げても先端が見えない。スコップの入れ方を間違えると自然薯を傷つける。
1本の自然薯を掘るのに数十分掛かる。野菜の収穫の中で一番時間と力が必要で、途中で折れたり傷つけることも無く彫り上げられた時の満足度は大きい。