まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

桃の夜蛾対策

2008-07-16 12:16:44 | 


夜蛾は夜やってきて、紙袋の上からでも桃を刺して果汁を吸います。これだけならたいした被害ではないが、その部分が軟らかくなり、果汁が出て腐敗が始まります。
夜蛾対策には黄色灯の設置も検討しましたが、初期投資と維持費の電気代が高くつく上にカラスは防げないので、4mm目のネットで桃の樹全体をスッポリ覆ってしまうのが、手間は掛かるが安くて確実な防衛策です。
4mm目幅4m長さ50m(1万円程度)、2m幅(3千円程度)の防風ネットを縫い合わせ、縦12m×横9m×高さ3mの蚊帳のように作ります。
早生の桃はかなり大きくなって甘味も乗ってきた。2週間もすれば収穫できそうである。


トマトの背丈

2008-07-16 08:14:30 | トマト


通常のトマトの背丈は180cm位で天を摘心し、それより上には延ばさない。花穂は8段ぐらいでそれ以上は実を着けず収穫が済めば終了する。
私のトマトハウスでは成長と共に収穫が進み花穂の段が上がるにつれ、釣っている紐を下げていくことで、実は何段目まででもつけることができる。
収穫の済んだ段から下の葉は切り取っているので、釣る位置をかえることで茎は横に寝かすことができいくらでも下げられハウスで密植気味で徒長しているので、実の位置を1段目の位置まで1mほど下げている。
この方法だと追肥をすればいくらでも延ばしてトマトが作れます。
生理障害であるトマトの尻腐りが発生してきた。これはカルシューム不足であり、カルシュームを葉に散布した。

作業用扇風機

2008-07-07 08:00:10 | 畑全般


夏のビニールハウス内は褄やサイドが開いているものの暑い。傾斜地なので暖かい空気は上側に抜けているがそれでも暑い。
動き廻っている時の汗は我慢できるが、じっとしている時の汗は我慢ができない・ブドウの摘粒作業は歩き回らずに止まっての手作業であることから、扇風機に常時当っていられる。
強力なモータで回される大きな羽根からは強力な風が届く。暖かい空気であっても涼しさを感じる。



ブドウの摘粒

2008-07-06 22:06:13 | ブドウ
5月から6月果樹の摘果や袋掛け作業で忙しい。一人では手が回り切っておらず、梨の袋掛けも済んでいない。
摘房や摘粒を早く済ませるほど粒は大きくなるので、作業を急ぎたい。

ピオーネ

真中の房は摘粒を済ませているが、左右の房は粒と粒が押し合っている。

藤稔

粒が押し合っている。ユルユルになるように摘粒し1粒20gぐらいにしたい。

甲斐路

巨峰系ブドウより2週間ほど遅れて開花した。花振るいせず実がよく留まるのでジベレリン処理はしないことにした。摘粒は他のブドウの最後にする。

ロザリオビアンコ

マスカットのように緑色で収穫する。皮が薄く実離れが悪いので皮ごと食べるのが一般的であり、10房ほどに印を付けてジベレリン処理をしてみた。

安芸クイーン

摘粒を済ませたところ。1房の粒は20ぐらいで少し小さな房になりそうである。

ゴルビー

摘房、摘粒を済ませて200袋を掛けたところ。