まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

果樹の花盛り

2017-04-20 21:16:51 | 
桃の花

花はよく咲いたが老木で樹に力がないので、強い摘果をしよう。

サクランボの花

サクランボは自家受粉では結実しないので、親和性のある他品種の花粉が必要です。
佐藤錦数本とナポレオン、高砂を1本づつ植えておいたのですが、名札を付けておかなかったのでどの品種が生き残っているのかわからないので、ここ数年は花は咲いているものの結実に至っていない。

梨の花

剪定で相当芽を切ったはずであるが、これらの花の全てが結実します。
早い摘果が必要です。


桃の収穫

2016-08-18 18:57:51 | 

今年は全般に害虫が少ながったので、順調に収穫期を迎えることができた。
袋かけの時、虫に刺されているとおぼしき幼果は摘果を兼ねて全て落としておきます。
収穫1週間前には紙袋を外し、日光に当て赤く色を付けますが、この時、桃の甘い匂いに誘われて、夜蛾などの害虫がやって来て、桃の果汁を吸います。吸われた後は傷となりそこから腐敗が始まります。そのため、樹全体をネットで囲いますが、完全にシャットアウトすることはできません。
ある桃農家さんは「虫に刺されないように毎週消毒するとのこと。そうすればわずらわしい袋かけもいらないんっだって」いくら登録農薬を使用可能基準を守って使っていても、そんな消毒漬けの桃は御免です。
私の収穫する桃はほぼ樹で完熟状態ですから、害虫に刺される確率も高くなり、半数近くが不良品になってしまいます。紙袋を外して3~4日で収穫すれば、虫刺されも少なくなるかも?


今年収穫できた最大級の桃

桃の初芽と消毒

2016-04-01 11:43:40 | 
気温が上がってくると共に桃の芽も動き出しました。
病害虫防は初芽が始まった時期が効果的で、石灰硫黄合剤7倍で消毒します。特に縮葉病はこの消毒を行わないと必ず発生し、新葉の展開が悪くなります。
写真は消毒後5日目のものです。
消毒後、よく樹を観察すると、5mmほどの毛虫が蕾を食害しているのを発見、スミシオン1000倍液で再度消毒しておいた。
3月下旬に1齢虫がいることに驚き、どのようにして越冬していたのか。


庭に生った照手水蜜桃

2013-07-19 12:54:27 | 
毎年途中で落ちてしまう庭の照手水蜜桃。
実が5㎜ぐらいのときに虫に刺されてしまうので、この時期に殺虫消毒をした効果があったようだ。
今年は順調に実が大きくなったので5月末に紙袋を掛けておいた。
収穫時期になったので紙袋を外すと、紙袋の中で既に落下したり虫に刺されたりしたものもあったが
20個ほどのきれいな桃が残った。
既に完熟状態で甘味は十分であるが、直射日光を当てていないので赤くなっていない。
数日直射日光に当てて色付けたいが、それまで落ちないでほしい。



桃の落下

2012-09-06 20:17:56 | 
毎年収穫するよりはるかに多い桃の落下
落下した桃の全てが何らかの原因で傷んでいる。

傷んでいる事象は3つ
① 虫に刺されている
② 虫が入っている
③ 核割れしている
それぞれの原因と考えられるもの
①は5mm目の網を桃の木全体に掛けているが、少しの穴から夜蛾やカメムシが入っている。
7月上旬に網をかけたが、その時すでに木や地上や地中にいたのではないか。
6月の台風の風雨で桃の掛け袋が破けたりしていたので害虫に刺されやすかった。
 収穫時期が遅くなった。桃は赤く色を着けるために、袋を外して2週間ほど日光に当てるが
色着きを待ってたために樹で桃が熟しだし、害虫を多く呼び虫刺されを招いた。
網を早い目に掛け除袋も早い目にし、熟しだす前に収穫するようにしよう。

②は開花後から芯くい虫等に刺されないように、消毒回数を増やし、袋掛け前の虫刺されを防ごう。
③はこれは一番難しい。核割れは幼果が急に肥大化するときに起りやすい、この対策は今後の課題。

いずれにしても、袋掛けした1割しか収穫できず、残りは地中に埋めていると言う、歩留まりの悪さを改善したいものである。