まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

トマトハウスの太陽熱による土壌消毒

2008-08-19 23:57:28 | トマト
トマトは雨を嫌うためビニールハウス内で栽培していますが、毎年栽培するとトマトの連作障害が出てきます。
2年目の栽培では60cmほど掘り上と下の土壌を入れ替えることで連作障害は出ませんでしたが、3年目は別の方法で連作障害を克服しなければなりません。
農薬を使わずに土壌消毒をする方法として、真夏の太陽熱を利用して消毒します。

1.藁を短く切って全面に撒きます(藁が発酵することで熱を出します)


2・藁を鍬込み土とよく混ぜます
3・土壌深くまで水が沁み込むまで、たっぷり水を入れます。


4.透明ビニールで隙間無く土壌表面を覆います
5.ビニールハウスを透明ビニールで密封します。

晴天が続けば土壌中の温度は70度cにもなり、
1ヶ月ほどこの状態を続ければ、土壌消毒ができ、鍬込んだ藁や有機質は発酵し堆肥のようになります。

収穫まじかの幸水

2008-08-05 10:32:15 | 


鳥(カラス)の害に遇わないように上に防鳥ネットとサイドに防風ネットを張った。
1~2週間もすれば収穫できる。
幸水は幼果期の肥大が悪く、成熟期直前に、あるいは収穫中に大きくなる品種で、急激な肥大と降雨が重なると、果皮が果肉の肥大による圧力に耐え切れなくなり裂果してしまう。
今のところ問題なく成長しているが、夕立等の雨が心配である。

桃の収穫開始

2008-08-04 16:47:16 | 


早生桃の収穫時期がきたので、袋を上の方から少しずつ外して日光に当て赤く色着かす。(袋外し7月21日から)
初収穫をし直売所にて1パック2個入り450gを200円で販売(7月27日から)
天気続きで甘味はよく出ている。
袋掛けの時には良いものばかりを袋掛けしたつもりであったが、大きくなると症状がはっきり現れ、カメムシに刺された変形果や、芯クイムシが入った軟化した果が2~3割あった。また早いうちに自然落果して小さな核だけ袋の中に残っているものも1割あり、この樹で300枚袋掛けしたものの、良品は200程度である。

トマトの追肥

2008-08-03 23:30:51 | トマト


トマトの元肥には牛糞堆肥を全面に撒き畝の底深くに、単肥で油粕4割、骨紛3割、の有機肥料と遅効型化学肥料CDUを3割を混ぜて埋め込みます。元肥が効きすぎるとトマトの茎、葉ばかりが大きくなりますから、トマトは元肥より追肥て作るので、収穫にあわせて肥料が切れないように3週間ごとに追肥します。
追肥は取り扱いが簡単な、成分調整され粒状に加工された有機肥料を使います。