まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

ブドウのジベレリン処理

2008-05-30 09:00:18 | ブドウ


ゴルビーは早いものは既に満開が過ぎ、2~3日経っているものもあり、急いでジベレリン処理をすることにした。
種無しブドウを作るには巨峰系4倍体ブドウの場合、ジベレリン25ppm液に満開~満開後3日内に果穂を浸漬する。第1回目のジベレリン処理は核を形成させずに結実をよくします。
第2回目は満開後10~15日に果実肥大促進用として、ジべレリン25ppm液に果房を浸漬します。
一度に開花しジベ処理ができれば簡単ですが、開花は同時期に起こらないことから、処理するのに数日ずれてしまいます。第1回目、第2回目はそれぞれ一度のみの処理となっています。二度ジベ処理しないようにするために食紅を加えて、処理済のものは色を着けて浸漬処理したものと未浸漬のものを区別しています。


果穂の間引きと切込み

2008-05-29 15:18:41 | ブドウ
昨年初めての種無しブドウ作りに成功したことから、今年は全巨峰系ブドウを種無し栽培とすることにした。
巨峰系ブドウは粒が大きいく作ることであり、果穂の間引き。果穂の切込み、摘粒をしなければならない。桃の袋掛けに手が取られてしまったことから、作業が遅れて花が咲いている穂(写真)もある。



今は摘穂しながらグチャグチャに伸びた新梢を、ねん枝しながら伸ばす方向に整理します。
摘穂は1本の新梢に2~3の果穂が着きますが、元を残し先の穂を切る。混んだ新梢も元からきる。
巨峰系4倍体ブドウのジベレリン処理は満開~満開後3日以内に行わなければならない。ジベ処理をする果穂の切込みは先端4cm程度を残し、残りの部分は切り捨てます。

ジベ処理用果穂の切込み後


果穂の切込みは良い房を作るには必ず行わなければならない作業です。
種有りブドウの切込みは中央部分を残すのに対して、種無しブドウは先端を使います。



カボチャに敷き藁

2008-05-26 07:18:42 | 果菜


蔓が四方八方に伸びだしたので稲藁を敷いた。カボチャは蔓が長く伸びるので広い場所が必要であり、左側が一杯になれば、6月に収穫を済ませる右側のジャガイモの方に蔓を伸ばす。
敷き藁だけでは雑草が生えてくるので、何度も使った穴に空いた古い黒マルチを敷いた上に、藁を敷きます。

左側に所々に小さな緑が見えますがサトイモが地上に芽を伸ばしてきたので土掛けをしたところです。

桃の本摘果と袋掛け

2008-05-25 06:54:51 | 
毛虫に食害された桃の実


予備摘果を行っていると毛虫に食害された実やカメムシなどに刺された実が余りにも多く、枝によっては残す実が無いほどである。毛虫は見つけ次第捕殺しているが幾ら捕殺しても、どこからかやって来て桃の実や葉を食害する。摘果で残した良い桃の実も食べられている。スミチオン乳剤で消毒をしたが4~5cmも大きくなっている毛虫には殺虫効果が無いようである。害虫は袋を掛けて守るしかない。

本摘果と袋掛け


一度に摘果すると生理落果が多くなるので、本摘果を済ませて生理落果が終わったのを確認してから、殺菌殺虫剤で消毒をしてから袋掛けをするのが基本ですが、毛虫対策には袋掛けしか無く、袋掛け後に生理落果があってもしょうがなく、1~2割多い目に袋掛けすることにした。
使用袋は今まで一般的な白い紙袋や2重袋など使ったが、昨年使った表は新聞のように一面文字が印刷してあり、内側は黒色、紙質は新聞のような袋が、効果的であったように思う。
1500枚をJAで購入し、1本の樹で300枚袋掛け。
袋掛けのコツは袋を風船のように膨らませ、口から害虫が入らないようにキッチリと閉め、枝側に括りつけるようにバインダーを巻き付ける。袋を丸く膨らませておくと袋の上から害虫(夜蛾やカメムシ)に刺されても桃の実にとどかないようにしておくのがコツ。

トマト色付く

2008-05-24 19:36:57 | トマト


1段目のトマトが色付きだしたので初収穫を行った。
今のところ実が大きくなってから立ち枯れしたのは1株だけで、連作障害の状況は出ていない。連作障害は4段目の実が大きくなりだす頃に出やすいらしく、今は4段目の花が咲き始めたので、実が大きくなる6月下旬頃から発生する可能性がある。
発生しないことを祈りつつ、2段目までは全て収穫したいものだ。
3段目の実が大きくなってきたので、1株おきに有機肥料(油粕+骨粉)と化成肥料(8・8・8)を混ぜて半握りづつ与えた。