まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

キウイの摘果

2012-06-26 09:45:05 | キウイ
キウイはたくさん実を着けるのでそのままにしておくと、大きくならず小さな価値のないキウイになります。
良い実を着けるためには、剪定、摘花、摘果と沢山の実を着けさせず良い実のみに選抜していくのは、どんな果樹作りにおいても同じです。
キウイの場合、1つの果柄に3つの花が咲き、3つ実に生ります。やたらたくさん実が着く原因です。こに段階で中央の花1つに摘花します。
開花前に摘花作業ができなかったので、摘果作業を急ぐことにした。キウイはたの果実と比べ開花後の2ヶ月程で8割がた大きさが決まってしまいます。できるだけ摘果を早くして残した良い実に養分を集中させることが大事です。

1つの果柄に3つの実が着いていますが真ん中の実が大きいのは、両端のものに比べて早く花が咲き早く実が着いたくからです。

中央の実を残し両端2つを切り落とします。
中央の実が変形果ならいくら大きくなっていても摘み取り、両側の良い方の実を1つ残して他方を落とします。

1本の枝には中~長果枝の場合では、4~5つ程度にします。多く着いている場合は両サイドから交互に落としていきます。
短果枝50cm程度の場合は2つ程にします。それ以下の場合は着けない方が良いが周りに実も着いた枝がない場合に限り、2程にします。

桃の摘果と袋掛け

2012-06-21 22:17:15 | 
今年は少しでも大きな桃に育てるために小さいうちに摘果し、残った実に養分を集中させるために
花の摘花とパチンコ玉ぐらいの大きさの摘果を行ってきた。
最終摘果を行いながら袋掛けを行っていますが、虫に刺された実は摘果すると、残る実が少なくなってしまいます。
目で見て分かればる問題なく摘果できるが、分からないものでも虫に刺されているので困る。
また、部分的に集中していることが多く、摘果が多く果の残らない枝がある。
挿した虫の種類によって果実に与える影響が違うように思う。

虫刺されの部分を切ったところ
上の2つは虫刺されの跡は見られるが、実にはあまり影響はないように思うが、虫の卵が植え付けられているかもしれない。
下の2つは刺された跡以上に実の中は茶色く傷ついている。
幼果の頃にカメムシに刺されるとその部分が成長せず桃の形が変わるほど凹んでしまいます。
中はスポンジのようになっています。

別の4つ、虫刺され果として摘果しているが

虫刺されの傷跡だけで摘果を判断するのは難しい。
毎年最終摘果後袋掛けを行っても歩留まりが、3~4割りで不良果の方が多い。
幼果から防虫の消毒を何回も行い不良果を袋掛けすることの無いようにしたいものだ。