まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

摘房・房作りと摘粒

2008-06-26 00:42:41 | ブドウ
摘粒前(房作り前)


ジベレリン処理前に粗く敵穂はしているが、枝の状況を見ながら多すぎる房の摘房を行う。短い枝は1房、長い枝は2房、30cm以下の枝には房は付けない。
実着きが悪い房、形が悪そうな房は切り捨てる。

摘粒後(房作り後)


ジベレリン処理をすると実の留まりが良く、上の写真のように今でも粒と粒が押し合いをしている。これからまだまだ大きくなり10円玉程度になると、粒が潰れてしまう。一つの粒がつぶれると、その果汁で房全体が腐ってしまう。
収穫時10円玉の大きさになって少し押し合う程度になるくらい、粒がユルユルになるくらい粒を落とします。
落とすのは形の悪いもの、大きさが不揃いのもの現時点どぇ押し合っているもの、房の内側にある粒。
房の形は上から4段目までは3~4粒、次の5段は2~3粒、下の4段は1~2粒、全体で25~35粒残すと400グラム程度の上が大きく下側がすぼんだ円錐状の房が出来上がります。

キウイの摘花・摘果

2008-06-25 23:52:29 | その他果樹


キウイの花は5月中旬に咲くので訪花昆虫も多く来るので、人工受粉をしなくても実が着く。キウイは3つ成りが多く発生するので、花の段階で中央の物を残して両サイドの花や蕾を落とす。実になってから落とせばそれだけ樹の負担になるのでこの作業はできるだけ早く済ませるのが良い。
6月の下旬になればキウイの幼果も大きくなってきているので、結果母枝に3~4個、形の良いもの大きいものを残す。
大きいキウイを作るには摘果作業も必ずしなければならないが、この時期の果樹の作業は多すぎてキウイに手が回らない。


ヤーコンの栽培

2008-06-22 19:37:41 | 根菜


ヤーコンはサツマイモのような形をしていますが、肌や色が汚く見えてスーパー等ではあまり売られていない。
食感は生で食べると梨、熱を通すとレンコンのようにシャリっとした歯ごたえがあります。きんぴらの他、サラダ、天ぷら、しょうゆ漬け、味噌漬けでもおいしい!
甘味はフラクトオリゴ糖(10%という驚異的な含有量)でダイエットや糖尿病にも良く薬効もあるらしい。
栽培は至って簡単で、昨年の株のところに沢山の芽ができるので、それを1つ3月下旬にジャガイモのように植え付けます。5月上旬芽がでて大きくなるにつれ土掛けをします。
地中はダリやで地上はひまわりのように大きな葉で背も高くなります。
害虫はは寄せつけず、また何の病気にかかることも無いので、サツマイモ同様収穫まで手間はかかりません。



リンゴの摘果と袋掛け

2008-06-22 18:31:59 | リンゴ
<フジ>


フジは収穫時期が11月と遅く、毎年アブラ虫や葉巻虫が付いて樹勢を弱らせ実が大きくならなかったので、展葉が旺盛な5月下旬スミチオンで消毒をしたので葉巻虫もあまりつかず、葉も茂り沢山の幼果が着きている。1枝に1果になるように摘果した。
ゴルフボール大になってきているが、袋を掛ける時間が取れない。
<つがる>


まほらま農園で一番本数が多いのがリンゴの樹ですが、昨年まで収穫できたのはつがるの樹2本だけでした。
今年は初めて花が咲き数個の実を着けたのが3本あります。袋を掛けたらカラスに袋を破られ、リンゴの実をついばみ落果させてしまう。
つがるの樹はあまり茂っていないので、袋掛けが良く見えるのか。
写真は毎年8月に収穫できるつかる。、カラス対策として網(防風ネット)を張りリンゴをまもっているところ。

梨の摘果と幸水の袋掛け

2008-06-22 00:35:43 | 
梨の摘果

昨年は黒星病が激しく出て果実がほとんど落ちてしまった。
黒星病は果実の果柄の部分が2mm程度黒くなり、その部分が弱くなって風などで落ちてしまう。葉の場合は葉柄に同じように現れ葉が落ちる病気です。
今年も昨年同様に梨の幼果は毛虫に食べられているもの、カメムシに刺されいるもの、黒星病にかかっているものがあり、摘果作業はこれらをまず摘果し、残ったものの中から3~4果そうに1つになるよう、形が良く、色が良く、斜め上向きの物を選ぶ。



幸水は一番早く収穫できるので、摘果と袋掛けを急がないといけないので併せて行った。
桃と違って250枚も掛けると疲れてしまう。果実の向いている方向に袋を掛けないと、樹から果柄が外れて落果してしまう。