まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

デコポンの収穫

2016-01-05 23:32:33 | 柑橘類

庭に植えてあるデコポンが収穫できるようになった。
花が咲いて着果したのを摘果せずにそのままにしておいたので、実が小さすぎる。葉がたくさん付いている枝の実はまずまずのできのようですが、葉が少ない枝に限ってたくさんの実がついている。実がつけば養分が実に取られて新芽を多く出すことができず、養分生成ができないという悪循環に陥ってしまっている。
1つ食べてみたが酸っぱいこと。1か月程じっくり熟成させ、甘く・酸切れの良くなるまで待ってから食べます。

柑橘類に着くカイガラムシ

2008-12-23 09:55:11 | 柑橘類

収穫前の甘夏である。
葉が黒く見えるのはカイガラ虫によるすす病の被害である。
この写真で表に出ている実は黄色く色付いて見えるが、葉の中に隠れた実は葉と同じように表皮が黒ずんでいる。
この甘夏をはじめ八朔、デコポン、金柑、ネイブル、温州みかんなど多くの樹の葉を黒くしている。
柑橘類は常緑樹であることから、冬の消毒も強くすると薬害が出て葉が落ち樹を弱らすこともある。
他の果樹と比べ長い間実を着けていることから、カイガラムシ防除の機会も無く、沢山発生に気づいたときには枝や葉にビッシリと着いている。
甲羅やロウに包まれたカイガラムシに良く効く薬剤は少なく、ブラシなどで搔き落とすのが一番確実な方法ですが、何せ時間がかかりすぎる。


八朔の収穫

2008-12-22 15:24:16 | 柑橘類

年末は寒くなるようで柑橘類の実が凍ったりすると、水分分離が起こり「スカスカ」になってしまいます。
柑橘類は暖かいところで栽培しますが、温暖化の影響か近畿地方の山間部でも寒に入る前に収穫すれば問題なく美味しい柑橘類が作れます。
柑橘類の剪定は難しく、放任しておくと隔年結果となり、今年は大豊作の年か2本の樹で100kgほど収穫できた。
陽の良く当たった実は黄色く色付いているが、日陰の実は青(緑)色が残っていますがすべて収穫してしまいます。小屋で2~3月まで保存して追熟しておくと、全てが黄色く色付き甘くなります。