まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

トマトの定植準備

2008-03-29 12:20:22 | トマト

予約注文しておいたトマト(桃太郎)苗が先週届いた。

第1段目の花も2~3さいてきたので、実が留まるようにトマトトーン(人工受粉の代わり)を咲いている花一つ一つにスプレーで吹きかけた。

早く定植すると活着した根から吸収した養分は、葉や茎にばかりを大きくし、実が留まらなかったり良い実が着かなくなる。

1段目の花が満開の時に定植すると、根が活着した頃はトマトの実が着いているので、吸収した養分はトマトの実に送られ、実が肥大化して、葉や茎はあまり暴れない。

来週まではこの大きな4号ポットで育て定植しよう。

ビニールハウスでは3畝を作り通路を2ヶ所とっているので、両サイドは1条植え、中央は2条植えとして収穫などの作業がし易いようにします。


レタスの定植

2008-03-28 21:23:05 | 葉菜


小型温室(電熱加熱)で育苗トレイでレタスを育てておいたものを定植した。
初夏にかけてのレタスは梅雨に当たることから軟腐病が出やすいので
水はけを良くするために畝を高くする。
雨による土は跳ねを少なくするのと、雑草を抑えるのにビニールマルチを張り
小さな穴を開けて植え付けます。

ドラム缶炭焼

2008-03-27 15:34:38 | 畑全般


シイタケ栽培用の原木として余ったクヌギやナラの木を燃やして灰にするのはもったいない。
炭にして畑に入れたり、バーべキュー用の燃料に使おう。
準備はガソリンスタンドで以前もらったドラム缶の上部を
切取り焚き口にし、下部に煙突用の10cmの穴を開ける。
設置はドラム缶を横にし土の中に埋めます。
木を燃している途中で燃すのをやめると炭化した木材(炭)ができますが、
高熱で自己燃焼しているものを消すには、空気を遮断しなければならず、
空気が入ると最後まで燃焼して灰になってしまいます。
空気の遮断には大量の土を使うので、ドラム缶を土の中に入れますが、
斜面にドラム缶を埋めると、出し入れ口は地表に出ており、
出し入れの作業もし易く、周りの土でドラム缶の焚き口を埋めることも少ない土で済む。

ドラム缶の口は一箇所穴を開けた鉄板で蓋をして、
その前にコンクリートブロックで原木を燃す燃焼室を作り、
そこに火付きの良い枯れた木をいれます。(この作業は来週になります}


発芽前の病害虫予防

2008-03-17 22:35:12 | 

石灰硫黄合剤7倍液を散布する。

冬の間に病害虫をたたいておけば、その後の病害虫の発生も少しは減ります。

越冬している病気の菌は花芽でも越冬しており、りん片が緩みだした

発芽時に石灰硫黄合剤を散布します。

この農薬は自然界にある「石灰」と「硫黄」を混ぜ合わせた、

農薬の中でも比較的安全な強アルカリの液体で、目や皮膚着けば

ただれますが、散布時に注意すれば、2時間ほどで乾いてしまえば

薬効もなくなります。

 

桃の縮葉病やいぼ皮病の予防に発芽時に木全体を洗い流すようにたっぷり散布する。

石灰が着いて黄白く見えます。

梨の黒星病は前年に芽のりん片や基部に病斑を作り越冬し、

翌春胞子を出して育成初期の葉、花に侵入して感染するので、

りん片が緩んだときに散布する。


 


イチゴ苗の休眠明け

2008-03-16 16:43:36 | 果菜


10月に本植した露地栽培に適した宝交早生、3月に入って追肥を行こなったら、雑草の発生と果実の汚れを防ぐために、黒ビニールマルチを張ります。
冬の寒さに耐えてきたイチゴ苗は地温と気温が上がってくると休眠から目覚め急に元気が出てきて、葉や茎が伸びだします。