まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

梨の剪定作業

2009-02-09 11:58:39 | 
剪定前

夏に誘引せずにほおって置くと真直ぐに上に伸びる。
上に伸びた立ち枝は強い枝となり益々太くなり樹形を乱し、他の枝が負け枝となるので水平にするか切り捨てます

剪定後

梨棚全面に均等に枝を配置したところ。花芽の着いた短果枝は花が多く咲かないように15cm間隔程度になるように剪定する

剪定手順

赤矢印の枝は昨年夏に伸びた枝で今年に花芽を充実させ、着果させる枝として水平に曲げる


曲がりにくく水平にすると折れそうな枝には、枝割りバサミ(ヤットコに刃をつけたもの)強くはさむことで枝が半分に割ることでネンシしやすくなる


何箇所かにハサミを入れた跡


割った部分が乾燥しないように、また曲げることで折れてしまわないように幅広のテープを強く巻く


枝をネンシ(雑巾を絞るように枝を回しながら曲げる)しながら水平になるまで下げる


ハウスブドウの剪定

2009-02-04 23:09:30 | ブドウ
藤稔の剪定前


昨年に数メートルも伸びた新梢でブドウ棚は枝で込み合っている。
ブドウの剪定方法には2芽を残して切る短梢剪定、
4~5芽を残して切る中梢剪定、7~8芽を残して切る長梢剪定がある。
種無しブドウやハウス栽培の場合は普通は短梢剪定を行うが、
ブドウの樹がまだ若く樹勢が強い場合、新梢が伸びすぎるので芽を多く残して新梢を多く出させ、勢力を分散させる長梢剪定を行いなす。

剪定後


枝の配置を考えながら細い枝は短梢剪定で、太く伸びた枝は長梢剪定をします。
ブドウの芽は先端が優勢と言う性質があることから、中、長梢剪定をした場合は元の方は発芽せず先端の芽だけが強く出てしまうことになるので、芽傷をつけます。

棚全面に枝を配置するよう長梢剪定としましたが、ほとんどの枝を切ることで随分とすっきりしましましたが、これでも順調に発芽すれば芽かきが必要になります。