まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

梨の剪定

2008-01-21 22:18:25 | 
梨の剪定前


梨の剪定後



まほらま農園
の梨の品種は幸水、二十世紀、新高、愛宕で収穫時期は8月から1ヶ月づつ遅れて収穫できるようにしています。
剪定方法は品種が違っても同じ方法です。
新しく長く伸びた枝を来年実を付ける枝として、古い枝に代わって更新します。それは短果枝ばかりを残すと「しょうが芽」になってしまうからです。真上から出た立ち枝は切り、横から出た立ち枝は誘引して更新枝とします。(冬に誘引すると枝が硬く折れることが多いので、枝が柔らかい夏の間に誘引する)

短果枝の剪定は剪定前後で分かるように、短果枝は沢山出ているので実の生る方向(横または斜め上向き)と間隔を考えて、良い芽(果台・花芽が充実したもの)を残し剪定する。
沢山芽を残すことは、1つの芽の中には10程の花があり、花が咲くことは梨の木には大きな負担になる。また受粉や摘果作業も増すことになる。

長く見える枝がは葉芽のみであり、今年は枝を充実させ来年に実を生らせる枝にします。



剪定後の枝の始末

2008-01-18 20:40:19 | 畑全般


剪定後の枝はまほらま農園から持ち出したり燃やしたりすると、その分畑園の土地は痩せる。
有機質として土に戻してやれば何年か後には、有機質堆肥として窒素やカリ肥料になる。
2cm程度の枝をこのシュレッダーで粉砕する。

このシュレッダーは円盤に刃がついて、高速で回転させ枝を切り刻むため、騒音が酷い上に、切れ端が跳び出してきたりする。起動時も円盤に木くずが付いていたり少しの不可で回転せずブレーカが落ちてしまう。
ホームセンターには円盤式の物しかなかったが、最近はギヤー式の物が出てきており、安全で騒音も小さいようである。


キウイの剪定

2008-01-17 22:32:58 | キウイ
キウイの剪定後
剪定後の枝の各節から今年新しく新芽が伸びだし、7節程度伸びても枝同士が重ならないように、枝を配置し、配置する場所がない枝は切捨てる。 剪定は1月中に終わらさないと、2月下旬になると樹液が動き出し、それまでに切り口が枯れ込まないと切り口から樹液が噴出し、止めようがなく出血多量で木が弱ってしまう。
まほらま農園のキウイ棚は6m×12mで雌木1本、雄木は棚の隅で枝も余り伸ばさず少しの花が咲けば良い程度に小さく剪定している。

 








剪定前

昨年夏に出る赤い太い枝は出てきたら芽カキをしないでおくと、そのままにしておくとそれが徒長枝となり、5m以上も伸び、枝同士が巻きつき立ち上がり、実のついている葉に光が当たらなくなってしまいます。
剪定はまず、巻きついている枝を切ります。太い花芽の無い徒長枝を切ります。
剪定の方法


昨年の葉の付け根の跡が大きく膨らんでいる所は、花芽を持っているのでこの部分を残さないと、花が咲かず実ができない。新しい花芽を持った枝に更新するが、良い枝が無い場合は昨年実が成った枝を使うこともできる。但し写真のように昨年成った実の付いていたところ(柄を残しておく)からは芽が出ないから、その先の芽を使いように剪定する。



山小屋のカラオケセット

2008-01-14 13:24:31 | 畑全般


一昨年電気を山小屋に引くまでは小型発電機によるテレビしか置いてなかったが、今では家電がいろいろ(冷蔵庫、冷暖房機器、炊飯器、掃除機、DVD、ステレオなど)そろった。
夏は暑く、冬は寒い山小屋には無くてはならない家電である。
ここに全く役に立ちそうも無いカラオケセットがやって来た。これがなかなかのもので、テンポと音程が変えられる優れもの。
昔の8トラテープ式の家庭用のと違って、ランダムに10曲まで予約できるDVDカラオケである。
曲数も3000曲ほどある。しかし昔(平成5年以前)の曲ばかり、今の曲は何も知らない私にはちょうど良い。
雨が降ってきたり、仕事の合間にボリュームを上げて歌っても回りに民家は無い山の中だから、良いストレス解消になる。

ステレオは小屋で聞くのでなく圃場の3箇所(奥、中央、手前)にスピーカを置いて、圃場の何処にいても聞こえるようにして、農作業をしながら聞いている。
そして夜は猪の脅しとしてタイマー仕掛けで鳴らしている。



冬の圃場

2008-01-08 08:12:48 | 畑全般


冬のまほらま農園は冬野菜が少し残っているだけで寂しい。
手前に見えるのが収穫済みのキャベツ、霜にやられて葉がボロボロの白菜とレタス。
左側はトマトハウス、奥に見えるのはブドウハウス、見えないがその奥が果樹畑。

冬の間に堆肥を入れて土地を改良しておこう。