まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

菊の挿し芽

2010-04-28 22:46:58 | 畑全般
天候不順で3月下旬に摘芯しておいた菊の新芽の伸びが悪いが、菊の挿し芽をしなければその後の成長が遅れるので例年通りに実施することにした。
用土は鹿沼土細粒6、バーミキュライト3、クン炭1の割合でたっぷり水を与えておく。
挿し穂は摘芯後の若い充実している良い芽を7cm程度で摘み取る。
挿し穂を活力剤メネデル1000倍液に2時間ほど漬けて、水揚げする。


挿し穂の元に発根剤ルートンをつけ、赤玉を潰したドロドロの液に漬けて土団子を作る。


5cm間隔で穴を開け挿し穂を入れ、用土を強く締めて挿し穂と用土を密着させる。
1週間は直射日光には当てないよう寒冷紗を2重にかける。
寒冷紗を徐々に減らしやわらかい日光を少しずつ当てる。
日光を当ててもしおれないなら発根しだしたことになる。
35品種5~6本計200本を6箱に挿した。

果樹の開花

2010-04-18 07:13:10 | 

果樹の開花が例年より1週間ほど遅れている。


梨も満開であるのにミツバチが来ない。気温が10度に満たない状況では他の訪花昆虫も全く見られない。

ミツバチの代わりに人口受粉に挑戦、蜂が飛び交うように樹から樹へ品種の異なる花粉を交互に柔らかい筆でつける。
1時間ほど行ったが腕が痛くなって、全体の1/10にも満たない内に中止した。
受粉ができないと実がとまらない。

他の昆虫がいないのに早々越冬毛虫が現れ、出始めた新葉を食害している。

トマトの植え付け

2010-04-17 12:42:05 | トマト
トマトは連作をきらうので接木苗を植えつけるにしても同じ場所は好ましくない。
ビニールハウスで3年連作したことでもあり、ハウスを移設することにした。
解体で1日、組み立てで1日、ビニール被覆張りで1日と5m×10mと小さなビニールハウスであり簡単に済んだ。3月上旬


苗店で桃太郎接木苗を100本を3月下旬に購入し、ひと回り大きなビニールポットに植え替え、二重トンネルで育成していたが寒暖差が激しく、温度や水管理が遠隔地にある「まほらま農園」では管理が不十分になるので、
花房も見えてきたので本植えすることにした。 4月上旬


ハウス栽培では花房の1~2花が咲き始めると着果促進としてトマトトーンを花房に着けます。
上部の成長点にトマトトーンが着くと萎縮してしまうので花房だけに着くように丁寧に霧吹きでかけます。
また同じ花に2度以上かけると形の悪い異常果になることがあるのでトマトトーンを着けた花房の下の脇芽を取って処理済の識別をします。 4月16日