まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

シャインマスカットの袋掛け

2020-07-08 22:22:51 | ブドウ
今までは白色のブドウ袋を掛けていましたが、緑色のブドウには緑又は青色のブドウ袋を掛けると、果皮の色焼けが無く、黄緑色で収穫できるとのこと。
農協では手に入らなかったので、試しにネットで購入1000枚を袋掛けしてみた。価格が2倍するのが少し痛いがその効果はどうなることか。
残りは従来の白色のブドウ袋を掛けて袋掛け終了。

ブドウの初芽

2017-04-21 06:58:12 | ブドウ

3月上旬にビニール被覆を掛けハウス内温度を上げて初芽を促したが、天候の不順と夜温が低く4月中旬になって芽が伸びだしたシャインマスカット。


昨年はその年に伸びた若枝に新芽を接ぎ木してみたが、何度行っても失敗。唯一1つが付き芽先が成長を始め、何枚かの葉もでき、20cm程伸びたが蔓が茶色に変色しないまま冬になると寒さに耐えられず枯れてしまいました。
今回は昨年伸びた枝に動き出した芽の付いた穂木を接ぎ木してみることにしました。
少し芽が伸びだした気がします。

種なし処理の準備

2016-05-21 20:48:31 | ブドウ
シャインマスカットを種なしブドウにするにはジベレリン処理を2回行います。1回目は花房が満開3日~5日後にジベレリン25ppmで花房浸漬を行います。この時、ストマイ液剤200ppmを加用することで、種なしの確率を高めます。2回目は満開から10日~15日後にジベレリン25ppm単用で果房浸漬を行います。

花房の整形は枝に付いた葉が7枚以上になったら行います。
まず一枝に花房が1~3つ付いているのを、大きくて形の良いもの1つを残し、残りを切り落とします。残った花房を写真のように整形します。

花房の先を3cmほど残し全て取ります。但し、ジベレリン未処理のマ-カー用に2つを残しておきます。ジベレリン処理を行う毎にマーカーを落とし、処理漏れを防ぎます。

ぶどうハウスの被覆かけ

2016-03-12 23:00:40 | ブドウ

3月上旬にはビニール被覆をかけ少しでも早く発芽を促す。
7年ほど前にハウス内を密封してしまい、ハウス内の室温が上がり過ぎて、動き出した新芽が伸びる前に焼け焦げてしまい、幹まで枯れてしまった苦い経験があります。
毎日室温を測り温度によって換気を行ったりして、室温調整ができないのなら、絶えず、空気が入れ替わるようにして、室温が上がらないようにしておかないと危険である。
晴天なら外気が10度以下でもハウスの出入り口からは30度以上の熱風が噴き出しているので、気温が上がってくればより室温も上がるので注意が必要である。

杉の花粉

先日雨が降った後、ビニール止めの所に黄色いものがいたるところに付いていました。
杉の花粉が雨と一緒に降り溜まったようだ。近くには杉林はありませんから、遠くから飛んできているのでしょう。こんな空気を吸っているのなら、肺の中もこんなことになっているのだろうか。

ブドウの剪定道具

2015-12-29 22:52:40 | ブドウ
果樹栽培には剪定作業は必須作業であり、その方法で収穫量や品質に大きな差が出ます。
特に蔓性の植物であるブドウは、各節々から新芽が出てきて伸びた枝の3~4節目に花房が付き実が成りますが成長させるためしは、その先に7~10枚以上の葉が必要になります。
剪定は新芽が伸びだせる場所を確保するために、枝を切り詰め(新芽の数を減らす)たり、枝を抜く(空きエリアを確保)して新しく伸びる枝葉が重ならず十分日光が当たるようにします。

そのためには枝の無いところに誘引します。40cm間隔で張ってある支線に誘引器具を使って括り付けます。

この器具はテープカッター付きのホチキスの様なもので、ワンタッチで括れることから、紐で括るより相当効率が良い。
剪定した枝の切り口にはトップジンMを塗り、切り口からの病原菌侵入を予防と切り口の乾燥による枯れ込みを防ぎます。