まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

トマトの植付け

2009-03-27 19:20:06 | トマト


注文しておいたトマトの苗が入荷したので20日にフカセ苗店に取りに行った。小さな花穂が見えてはいるが花が咲くまではまだまだかかる。花を見てから植えつけるべきであるが家で管理するのは大変なのでトマトハウスに植え付けることにした。
夏に土の太陽熱消毒を行ったが連作障害発生の不安があるため、今年は単価250円と高いが桃太郎の接木苗を70本植えることにした。

先週はは初夏を思わす暖かさだったのに、今週は2月の寒さである。ハウス内は太陽が出ていれば汗ばむ暖かさであるが、夜になると寒くなる。霜注意報が出ているので石油ストーブを持ち込んで保温した。朝には霜が降り薄氷が張っていたので、ストーブでの保温は正解であった。



連日畑にいる訳にもいかないので、ハウス内でビニールを張る二重トンネルで保温することにした。
1条植えにはビニールを掛けたが、2条植えには適当なビニールが無かったので、来週まで運を天に任せることにした

桃の縮葉病の防除

2009-03-27 10:45:53 | 


防除しないと必ず発生するのが縮葉病です。
この病気は葉が旺盛に展葉する5月上旬に低温に遭うと発病し、縮葉病にかかった葉は水ぶくれにあったように膨れ、ワカメのようにちじれ、そのうち落葉します。
発病してからでは対策はないので、発生させないように石灰硫黄合剤で発芽直前に菌をたたいておくことが重要です。

黒星病の予防

2009-03-27 10:19:23 | 


昨年は黒星病の発生がひどかった。
黒星病の菌は芽の鱗片は芽の基部で越冬し、3月下旬頃から動きだし5月上旬頃に発病します。
鱗片が緩みだしたこの時期に石灰硫黄合剤を散布することで、菌の密度を下げることで果実や枝、葉での感染、発病を防ぎます。
果柄や葉柄が黒星病にかかると柄が折れて落果落葉して被害は甚大です.
菌が潜んでいる芽にたっぷ石灰硫黄合剤を散布すると薬液により樹が黄色くなります。
2時間もすれば液は乾き、薬効はなくなり白い石灰の付着が残ります。

柿の病害虫対策

2009-03-22 09:58:01 | その他果樹


果実を栽培するには冬の間に病害虫をたたいておくことで、その後は減農薬で済ませることができる。
害虫は粗皮の下で越冬しているので、丁寧に粗皮削りをし石灰硫黄合剤で消毒しておきます。
主枝の白く見える部分は粗皮削りをしたところ。
液は強いアルカリ性のため鉄パイプを腐蝕してしまうので、液の掛かった部分は真水で洗い流しておきます。

ブドウハウスのビニールシート張り

2009-03-21 21:45:16 | ブドウ

昨年よりは半月ほど早くビニールを掛け発芽を早めることにした。
少しでも風があると20m×6mの凧を上げているようで、ビニールが浮き上がってしまいます。
風のない日を狙って早朝から開始したが、10時を過ぎると風が出てきて一人でビニールシートを張るのは大変である。
天井とサイドを完全に張り終わるとハウス内は初夏のように温度が上がる。


ブドウの根が動き出したのか樹液が冬の剪定した切り口からポタポタ落ちている。
動物なら出血しても血小板が血を止めてくれるが、ブドウの樹液はなかなか止まらない。
このまま続けばブドウの樹は弱り、発芽も不揃いになってしまう。
剪定時期は遅くはなかったが、今年は暖かすぎる。
冬の剪定は落葉すれば直ぐに剪定しておこう。