まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

桃の袋掛け

2010-06-13 20:40:51 | 
桃の最終摘果を行いながら袋を掛けます。
害虫の影響が大きいので2倍程の桃の実を残しておいたので、葉の枚数が20枚に1果程度になるようのします。
桃の実に凹みがあるもの、虫刺されがあるもの、少しでも実から半透明の果汁が出た形跡が見られるものは、大きさの如何にかかわらず摘果します。写真のようにどちらでも良い場合は水平より下を向いているものを残します。

桃の掛け袋は色々市販されています。まほらま農園では一重袋,二重袋などいろんなものを使ってみましたが、柴田屋加工紙の新聞もどきのが一番良く、最近はこれのみを使っています。
外は新聞紙のように文字が印刷されており、内側は黒色です。
掛け袋には薬剤が塗ってあるようで、指をなめたりすると痺れを感じます。作業終了時は手をきれいに洗っておくことが大事です。

掛け袋を掛けるコツは袋に指を入れて膨らませ、果実が中央にくるようにして袋の中に入れ、V字にカットされた切り込みまで枝に入れ、両端をねじるように合わせる。止め金のある方をもう一方にきつく巻きつける。
掛け袋のお尻側の両端を軽く押さえてテニスボールを包んでいるように膨らませます。

今年も2000枚掛けることになる。後2日ほぼで袋掛けが完了します。

実が付かなかったトマト

2010-06-13 07:28:02 | トマト
ハウストマトはトマトトーンで受粉処理を行いますが行ったからといって必ず実が付く訳でありません。
1段目、2段目、4段目は実が付いていますが、3段目は実が大きくなっていません。花が咲いたままの状態のトマトの木がたくさんあります。手で触れると花ガラが落ちてしまう。
花穂は通常沢山の花を持ち順に咲いていきますが、3段目の場合は多くて4つ少ないものは2つしか花を持っていませんでした。
トマトトーンの処理時期は花穂全体で1から2つ花が咲いた時に、花穂全体に花が咲いていないものも含めて1度ホルモン処理として、スプレーで他のものにかからないように、花穂を手に持って噴霧しておくと、5から6個の実が付き立派な果房に育っていきます。

実が付かなかった原因は1段目2段目の果房が大きくなるにつれ、肥料不足を起こし3段目の花穂を十分分化できなかったようである。追肥の時期が遅れたのが原因のように思われます。
トマトは長く収穫することから追肥は一度に多く行うと木や葉が大きくなってしまいます。1段目の実がゴルフボールぐらいになってからは、2週間おきぐらいに少量をコンスタントに置くことで樹がボケずに長く上段まで収穫できます。