まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

日本ミツバチの分蜂捕獲

2016-04-02 22:03:10 | 日本ミツバチ
4月に入って暖かくなり気温が20度を超える頃から、日本ミツバチの分蜂が始まります。
昨年は知人が4月下旬に巣箱を5箱を置き、日本ミツバチの誘引剤やキンリョウヘンで蜂を誘った。3箱に入ったように見えたが、嬢王蜂がいつかなかったのか、巣箱は空になっていた。
今年は私用に2箱用意して頂いた。
日本ミツバチを新しい箱に捕獲するためには、日本ミツバチが好むフェロモンで誘います。蘭の一種であるキンリョウヘンの花が最も効果的ですが、開花時期と近くにいる日本ミツバチの分蜂時期が合わなければ巣箱に近づいてはくれません。

ホームセンタで運よく蘭を購入できたのですが、花が咲くのはいつ頃になるのかわかりません。そのため人工誘引剤(ルアー)というものもあります。この2つの誘引剤で誘いますが、新しい住み家を探す偵察蜂に見つけてもらえ、巣箱に入ってもらえるか?

日本ミツバチの巣作り開始

2015-04-23 20:54:46 | 日本ミツバチ
数日後には女王蜂が箱に入ったようで、働き蜂が激しく巣箱を出入りしています。何の仕事をしているのかは分からないが、箱に戻ってきた蜂は5cm程手前に着地し早足で巣箱の隙間に消える様はユーモラスで何時までも見入ってしまいます。

残りの4箱は蜂の気配がない。数日前に3箱に日本ミツバチが来ていたのは、同じ家族の偵察蜂だったようで、1つの箱を選んだのだろう。
ここ数日は天候もよく暖かいので、分峰が行われるだろうから日本ミツバチの好きな「キンリョウヘン」を他の巣箱に移して蜂が集まって来るのを待とう。

日本ミツバチがやってきた

2015-04-19 08:08:55 | 日本ミツバチ
近くの日本ミツバチの愛好家が巣箱を山の畑に置かせてほしいということで、これから咲く梨、サクランボ、リンゴ、キウイなどの花の受粉効果が良くなると期待していたが、やって来たのは5個の巣箱だけ。
この時期は日本ミツバチの分蜂期で、新しい女王が生れると親女王蜂は半分の働き蜂を連れて自分の巣を飛び出します。この分蜂した日本ミツバチを巣箱に取り込んで巣箱を増やすそうです。

分峰した直後は木で女王蜂を中心に一塊で2日ほどすごし、新しい住家が見つかればそこに引越しします。分峰直後に木で休んでいる一塊を、女王蜂もろとも捕まえて巣箱に入れる方法もあるようですが、これを見つけることが難しい。
一般的には新しい住家を探している偵察蜂を巣箱に呼び込むことからはじめます。キンリョウヘンという蘭の花が出す日本ミツバチが好む匂いで蜂を誘い、蜜蝋を塗った巣箱へ蜂を呼び込みます。
5箱中3箱に日本ミツバチの大群が飛来、頭上や目の前を飛び交い何十匹もの蜂が巣箱の穴を出入りしています。女王蜂が入れば分峰の取り込みの成功となります。

夕方、巣箱を見ると1箱は働き蜂が出入りしていますが、残りの箱は全くその気配はありません。あれだけ集まっていた日本ミツバチは何処に行ったのか。偵察の結果女王蜂にその場所への引越しは却下されたのだろうか。明日にでも来てくれるのだろうか。日本ミツバチはおとなしく巣を壊したりしない限り襲ってくることはありません。蜂に近づき接写しました。