まほらま農園ブログ

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キウイの剪定

2015-01-26 21:08:09 | キウイ
キウイメス木の剪定前

キウイの剪定は2月中には済まさないと、切り口が枯れ込まず、根が動き出したら樹液が切り口から流れ出し止まらず、木を弱らせてしまいます。ブドウも同じですが、つる性の木は早めに剪定を行う必要があります。
キウイ棚の大きさは12m×6mでメス木を全体に配置していましたが、夏に伸びた徒長枝は他の蔓に巻きつきジャングル状態です。
今年も棚いっぱいに良い実を成らせるためには、木を若返らせ花芽を持った若い枝を棚全体に配置することです。
剪定のポイントは
1 昨年に伸びた太い徒長枝を主枝の基から切ります。
2 昨年に実を成らせた枝でその先が短い短果枝は基から切ります。
3 棚全体の枝が少なくなってきたら、若い枝を配置しながら剪定を重ねます。
4 若い枝が少ない場合は、昨年実を成らせた枝でも実を付けた先が1m程伸び充実した花芽を持っている枝を結果枝として使います。

5 キウイは蔓の節から新芽を出しますが、花芽を持った節の見分けは、昨年葉を付けておりその節跡が大きく盛り上がっているものです。その節から出た蔓に葉を付け4個程の実を成らせますから、節を多く残しても蔓の先端等強い2~3の芽からしかでませんから、節が3~4個50cm程度で切り結果枝とします。
6 結果枝の配置は、他の結果枝と50cm程度の間隔とします。混み合っている場合は結果枝は基から切りますが、その基の枝が他の結果枝で無い場合はその基の枝も基から切ります、更にさかのぼって基から切ることで、太い枝を切ることで若返らせます(切り戻し)。
7 切り過ぎるくらい切っても、切り過ぎたという失敗はありません。花芽を持った枝が適当に残っていれば十分過ぎるくらいに実を付けてくれます。
キウイメス木の剪定後

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