まほらま農園ブログ

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キウイの簡単な剪定方法

2014-01-26 20:00:41 | キウイ
昨年伸び放題に伸びたのキウイの蔓 (剪定前)

1月中には剪定を終わらせたいものです。選定が2月中旬以降になると、切り口が癒えず根が動き出す3月に、
切り口から樹液が出て止まらず、木を弱らせます。

ジャングルのようになっているキウイの棚の場合、何からはじめるか?

1 一番不要な雄木を強く剪定
  雄木は受粉用の花粉となる花がいくつか咲けばよく、花芽を持った細い短い枝を10本もあれば十分です。
 私の場合は、棚の外側で小さく作っていますが、それでも大きくなってしまうので、太い主枝を思い切ってきる。

受粉はハチが行ってくれますから、雄木がなくても400m範囲に雄木があれば、受粉が可能と言われるくらいです。
  太い枝を元から切ること、失敗することはありません。

実を生らす結果枝を棚全体に均等に残すためには
2 親指ほどもある太い徒長枝
  棚の下での作業
  この枝は2~3m先には花芽をもっているものもあるが、枝が混み合う元になるので、元から切る。
 棚の上での作業
3 蔓と蔓が絡んでいるものは1.5mのところで切る。

だいぶ枝が少なくなってきたところ


結果枝の誘引
棚の下での作業
4 昨年実を付けた結果母枝で細く弱い枝を元から切る
5 昨年伸びた枝で小指程度の太さで葉柄の跡が大きい(良い花芽を出す芽)節の
  5~7節芽のところで切り、水平に誘因する。
6 昨年実を付けた結果母枝でも、葉柄の跡が大きく充実した枝なら今年の結果枝にしても良いので、
  3~5節芽で切り、誘引する。
7 何節かから伸びた蔓に花が咲き実が成ることを考慮して、結果枝を配置誘引する。
8 混み合いそうな結果枝は元から切る
9 棚全体に結果枝が配置できたら終了です。(剪定後)

枝は少ないと思うくらいが良い。


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