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まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

暖地サクランボの雨除け・鳥除け

2008-05-14 22:44:18 | その他果樹


暖地サクランボが1週間もすると色付いてくる。赤く色付いた時に雨が降るとサクランボの実が割れるので、ビニールシートで雨除けをします。
ビニールハウス用の鉄パイプを使って簡単なものを作ります。
色付けば野鳥が来て実をついばんだリ落としたりするので、鳥除けネットで樹全体を囲います。

柿の摘蕾

2008-05-14 08:53:34 | その他果樹
摘蕾前


柿の摘蕾は貯蔵養分の浪費を防ぎ、残された蕾に養分を集中させ大玉果化をはかる。
柿の実が大きくなるのは細胞分裂期と細胞肥大期時におこりますが、開花時の細胞分裂期はその柿の実の細胞の数が決まるので、後の細胞肥大期で個々の細胞が大きくなるのでおのずと限界がある。
摘蕾は実の肥大効果蛾が大きい、また指先で簡単に取れることから作業効率が高い。

赤矢印は「遅れ花」と言って良い実にならない。通常の蕾より枝先に小さな蕾が着き、遅れて花が咲きそのままにすると、通常の実が落果し「遅れ花」の悪い実のみが残るので、「遅れ花」は必ず摘蕾しなければならない。

摘蕾後


開花後、生理落果の終わった7月中旬以降に摘果しますが、摘果の目的は良い実を残す樹上選果、肥大促進(摘蕾ほどの効果はない、遅れるほど効果は低い)、隔年結果の防止(貯蔵養分が多くなるほど花芽分化が良くなる)

サクランボの幼果

2008-05-04 22:24:50 | その他果樹


桃より開花は遅かったのに佐藤錦の実が付いた。サクランボは収穫までの期間が短く、実が大きくなり色付く、うっかりして防鳥ネットを張り忘れると鳥についばまれてしまう、また雨に降られるとサクランボの薄皮が裂けて腐ってしまう。早めに雨がかからないようにビニールで屋根をし、鳥が入らないように早めに防鳥ネットをしよう。



暖地サクランボは実とまりもよく沢山の実が付いている。3週間もすればいるづいてくる。

もう害虫がでた

2008-04-21 22:15:42 | その他果樹
リンゴの新葉を食べる害虫


こんなに早く害虫がでてきた。いくら捕殺しても数時間後に見るとまたいる。
マイマイガと思われる害虫2cmづらいの大きさで2齢虫と思われる。リンゴの樹で産卵したものが越冬し、ふ化したものではないようだ。ビニールハウスのビニールについていたり、レタスや地上の小さな雑草まで食べている。
葉を食べるだけなら少しは許せるが、新芽の成長点を食べたり、花芽を食べられたらお終いである。

ブドウの新芽を食べる害虫


ブドウハウスの中まで入っている。良い餌(柔らかな葉)が判るようで、地面から這い上がってくるものや、ビニール被覆の空いているところから入ってくるものがいるようである。
害虫の発生場所はどこが分らないが風に乗って飛んでくるのだろう。
まほらま農園の横にクヌギ林があり、木の梢に黒い固まりがいくつか見える、毛虫の集団のように見える。15m以上のところから風に乗ってくるのでは対処のしようがない。
ブドウの新芽を食べられたら花も咲かない。今はひたすら捕殺するのみです。

サクランボの人工受粉

2008-04-18 08:41:30 | その他果樹
人工受粉


サクランボは異品種の花粉が付かない限り、実はとまらない。佐藤錦には受粉樹としてナポレオンが親和性があるので、その花粉を佐藤錦に、佐藤錦の花粉をナポレオンに人工受粉ている。
今年初めて6本に花が咲いたが、収穫ができるかどうか。

暖地サクランボの実


暖地サクランボは20日ほど早く花が咲き、今は小さな実がいっぱいついている。
このサクランボは受粉樹を必要とせず、1本でも実が付く栽培は優しいサクランボである。