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まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

イチジクの夏果

2009-06-05 19:47:17 | その他果樹


イチジクの夏果は前年の秋にその基となる芽に着きますから、冬の剪定方法で決まります。
枝の剪定で先端の芽を切ってしまえば夏果になる芽を切ることになり、夏果は取れません。
短い枝は剪定せずに何本か残しておいたのですが、今回生った夏果はこれ1つだけ。実の付く新芽を毛虫が食べてしまったのか、枝が細く芽が充実していなかったかは不明。
夏果は昨年の枝の先端に1つだけ生りますから、取れる数も少ない代わり馬鹿でかくなります。
秋果は剪定された枝の節から春に芽な噴出し、その枝が伸びて充実してくることで、伸びた枝の葉の付け根に葉の枚数分実を付けます。通常はこの秋果が売られています。

サクランボの幼果Ⅱ

2009-05-06 19:22:57 | その他果樹


サクランボ(佐藤錦)の実が少し大きくなてきたが、半分ほどが不完全受粉であったのか茶色くなっている。
茶色い実は腐っており落ちてしまう。
蜜蜂の力を借りないとうまく受粉はいかない。



6本のサクランボの樹をハウス用鉄パイプで囲いそこに4mm目の防風ネットを掛け、鳥からサクランボの実を守ります。
もう少し実が大きくなり雨に当たると実の皮が破れるのでビニール被覆を樹全体に掛けます。

新芽を食害するケムシ

2009-04-16 21:29:30 | その他果樹


また今年もどこからやってくるのか毛虫は大量発生している。
とにかく新芽を食害するので、柿の樹の場合、芽が伸びそこに花芽が付くので、新芽が食われることは花が付かず被害が大きい。樹を叩くと樹の芽に着いているケムシが落ちるので時を見て樹を叩くことにしている。
写真はイチジクの新芽や夏果になる幼果を2匹のケムシが食害虫。



リンゴの新芽を食害している。
見つけしだい捕殺するが1時間のすると枝の先端に別のケムシがついている。

柿の病害虫対策

2009-03-22 09:58:01 | その他果樹


果実を栽培するには冬の間に病害虫をたたいておくことで、その後は減農薬で済ませることができる。
害虫は粗皮の下で越冬しているので、丁寧に粗皮削りをし石灰硫黄合剤で消毒しておきます。
主枝の白く見える部分は粗皮削りをしたところ。
液は強いアルカリ性のため鉄パイプを腐蝕してしまうので、液の掛かった部分は真水で洗い流しておきます。