文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

秋田大学通信教育「資源開発コース」のうち「地下環境」の学習単位認定試験他返却

2024-07-01 21:41:46 | 秋田大学通信教育
秋田大学通信教育「資源開発コース」のうち「地下環境」の学習単位認定試験問題と「鉱物資源開発」の報告課題が返ってきた。結果は「地下環境」が100A、「鉱物資源開発」が95Aだった。これで6単位取得したことになる。また10単位で修了だが、4単位分の学習単位認定試験問題を入手したので、これを出せば修了が確定することになる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスティ・ハイテンション 5

2024-06-24 12:00:39 | 書評:その他

 本書はイギリスの伯爵令嬢のクリスティが大活躍する物語である。クリスティは今は伯爵令嬢だが、父親が公爵家の跡取りなので、公爵令嬢にレベルアップするのはほぼ決まっている。

 おまけに父親がヴィクトリア女王の最後の子供なので、ヴィクトリア女王の孫と言う訳だ。そして母方の伯父があの名探偵シャーロック・ホームズという設定なのである。だから物語自体も、シャーロック・ホームズの物語をモチーフにしている。でも主はあくまでクリスティで、ホームズはわき役と言った風である。

 このクリスティ、とっても可愛らしいのだ。今は美幼女と言った感じだが、美少女から美女へとステップアップするのは目に見えている。でもクリスティは幼いながら、しっかり女性の権利のことを考えている。ただこれからいろいろ勉強しようとするところは歳相応というか、年が若いため幾らでも未来があるというか。とにかくがんばれと応援したくなる。

 本作のモチーフになっているのは次の2作。「The Adventure of the Solitary Cyclist」「The Adventure of the Dying Message」である。後者については、ホームズシリーズの中に見当たらなかった。
☆☆☆☆






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 17

2024-06-19 09:33:04 | 書評:その他


 桐谷さん、今日も雑食道を驀進中。黙っていれば、超絶美少女の桐谷さん。でも雑食(要するにゲテモノ)を目のまえにすると食欲が抑えられない。

 この巻で桐谷さんがチャレンジするのは、馬のイチモツ、外来種の蝉、バナナの花、オオカミウオ、イタチそして、文化祭での小清水君と楢崎君の妹の涼ちゃんの雑食料理対決。

 最初のチャレンジのように下ネタが出てくるときは桐谷さんのテンションが若干高めのようなのは気のせいか。

 雑食同好会が本格的にスタートしたが、部室や部費の確保には生徒会という大きな壁があった。学校の許可が下りても、桐谷さんたちの通う芝蘭高校では生徒会の認可を受けないと活動が実質不可能なようだ。そこで生徒会の審査を受けるために会長以下を雑食同好会に招待。そこで出てきたのが馬のイチモツ。

 この生徒会長の富士薫さん、最初は雑食同好会に否定的だったが、なんだか勝手に色々納得してくれて、結局無事に審査をパスしている。もしかして生徒会長も下ネタ好き?

 この作品の面白さは、あんなものが食べれるんだということを見せてくれるところにあるのだろう。もし食糧危機になっても桐谷さんにはあまり影響がないかも。

 次巻ではタツノオトシゴが出てくるようだが、他にどんなものがでてくるのだろう。

☆☆☆☆








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

灼熱の魔女様の楽しい温泉領地経営 ~魔力ゼロで辺境に追放されましたが、災厄級のあたためスキルで温泉帝国つくっちゃいます~ (1)

2024-06-07 13:15:05 | 書評:その他


・灼熱の魔女様の楽しい温泉領地経営 ~魔力ゼロで辺境に追放されましたが、災厄級のあたためスキルで温泉帝国つくっちゃいます~ (1)
・むぎちゃぽよこ、(原作)海野アロイ、(キャラクター原案)切符
・ アース・スターエンターテイメント

 リース王国のラインハルト公爵家の令嬢・ユオは魔力が0だったため家族から無能扱いされ、辺境に領主として追放されてしまう。領主とは名ばかり、魔獣が跋扈する危険な場所で、人間の住む村はせいぜい人口100人くらいのものが1つあるだけである。王国は魔法第一主義であるし、ユオは他の家族と血が繋がっていない。先代の公爵がどこからかつれてきて、公爵家の養女となったためだ。

 確かにユオは魔力0だったが、それを補って余るくらいの能力がある。それは「ヒーター」いうスキル。多くの作品ではスキルを使う場合でも魔力を消費するが、この作品ではスキルは魔力0でも使えるという設定だ。能力の評価基準は本来1つではなく、多面的に見る必要があるのだが、魔力というたった一つの評価基準で評価しようというところに無理があると思う。この辺りは、学校を偏差値というたった一つの評価基準で評価しがちな現代日本の状況とよく似ているだろう。

 ユオは、辺境で温泉と巡り合い、「ヒーター」のスキルとの相乗効果で辺境をどんどん発展させていく。こういった追放ものは、追放した者には追放された者の価値がよく分からず、後になって後悔するというのがテンプレだ。多分この話もそういった流れになるのだろう。
☆☆☆☆










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ

2024-06-05 10:01:10 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)


 本書は、名医というより名探偵と言った方が相応しい?天医会総合病院の副院長兼統括診断部長の若き女医・鷹央先生の活躍する「推理カルテ」シリーズの一つ。本書に収められているのは、次の三作。すなわち「禁断の果実」、「七色の猫」、「遺された挑戦状」である。このうち最後の「遺された挑戦状」が本書の半分以上を占めており、2つの短編と1つの中編というのが相応しいだろう。

 この「遺された挑戦状」では鷹央の学生時代の師匠だった人が出てくる。当時の帝都大総合病院の教授で今は御子神記念病院の院長である御子神氷魚という人物だ。鷹央は、診断の技術は神がかっていると言っていいほど天才的であるが、対人関係はさっぱりだ。前々からそのような設定ではないかと思っていたが、本書にはその辺りがはっきり書かれている。鷹央は「かってはアスペルガー症候群と呼ばれ、今は自閉症スペクトラム障害のひとつとされている特性を持っている」(pp37-38)とある。そして氷魚も同じような特性を持っているのだ。その氷魚が、不審な死を遂げる。これに挑戦するのが鷹央先生という訳だ。これは主として「遺された挑戦状」で扱われているが、「禁断の果実」では毎年定期的に肝炎を起こす高校生の話、「七色の猫」では、身体に色を塗られた猫の謎。

 作者は現役の医師でもある。だから医学的知識は豊富である。これをうまく活かした医学ミステリーではないかと思う。
☆☆☆☆








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする