M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

言うこと聞かせたい?

2012-12-21 22:46:49 | 育児・こども
今日は介護講座の振替を受講してきました。
なんだか久しぶり。

帰りにはこれまた久しぶりに
ひとりカラオケをしちゃいました♪

日本は比較的静かですが
マヤ暦が終わるというので
中米に観光客が押しよせたり、
地球が滅亡してしまうと思い込んで
地球を救うべく祈りをささげている人や、
シェルターに非常用具とともに
避難している人もいるなか、

「ひとカラ」なんて呑気なものですかね…。

いっしょうけんめい行動を起こしている人々を
哂うつもりもなく、
私としてはニュートラルな気持ちで
構えております。

たぶんいい時代になっていくと思いますよ~♪
穏やかに笑って
好きなことをして過ごすのが
一番ではないかしら~。


帰宅すると、
娘の部屋に友達が来ていました。

彼女のご両親は
訳あって別に暮らしており
彼女は妹の面倒をみながら
父親のもとで暮らしています。

母親代わりもしながらの
受験勉強を強いられているわけで…。

妹が帰ってくる時間に合わせて
彼女が帰るというので、
「疲れているだろうに、
そのあと夕飯の準備があるんだろうな。」
と思い、冷凍庫をあさって
簡単にチンするだけのシュウマイを取りだし
手みやげに渡しました。

家庭の事情に触れるのも…と思い、
「冷凍庫がいっぱいなのよ~。
持って行ってもらえると助かるんだけど~♪」
と軽い感じで言うと、
「わー。嬉しい♪チョー助かります。」
と喜んでくれました。

娘の別の友人は
親との関係に悩んでいたりします。
どこかに地雷があって
それを踏んでしまうと
親がいきなり爆発するので
常に様子をうかがって
ビクビクしてしまうのだそうです。

勉強をやる気も起こらず、
うつ状態に陥ってしまっているそうです。


いま、「子どものしつけアプリ」なるものが
流行っているとか…。

たとえば兄弟でワーワーと喧嘩ばかり。
そんなときに…。

怖い鬼の顔の画面から聞こえてくるのは
「お母さんの言うことを聞かない悪い子はどこだ~?
おうちに行くぞ~~!」

これって、脅し…ですよね…。

いくら兄弟げんかを止めないからって
子どもには子供の事情があって
喧嘩になるわけでしょうに、
そこを無視して
無理やり恐怖による動機づけでやめさせたところで
子どもの心は消化不良じゃないですか…。

「どうしたかったのかな?」と
それぞれの気持ちを言葉にしてあげるなり
自分たちで解決できるように
うまく仲裁するほうが
早道だったりします。

とはいえ、私も
子どもが小さかった時を思い出すと
時間が差し迫っているとか忙しいとかで、
じっくり話を聴いたりする余裕がないことも
多々ありました。

ですから、てっとり早く鬼に叱ってもらえたらと
思う気持ちもよーくわかります。
ちなみに私は
兄弟げんかに丁寧に対応するこころの余裕がないときは
トイレか別室に逃げました。
「解決したら戻ってくるから教えてね。」
と言い残して…。


では、そもそも
子どもは親の言うことを聞くのが
当たりまえなのでしょうか?

子どもは親の家来みたいなものなのでしょうか?

聞かない子は「悪い子」なのでしょうか?

親って、
自分のやりたいことに向かって
周りから反対されようが何を言われようが
自分の意志を貫くような、
そんな大人になって欲しいとか
思っていたりしませんか?


「私の言うことを聞きなさい!」

この言葉の教えは…。

「あなたは自分では判断する能力がないのよ。
何も考えずに、疑問をもたずに、
人の言うなりになる大人になっていきなさいね。」



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