先日母を連れて行った、
京都旅行を計画していた時の話です。
すでに書きましたが、
元気とはいえ高齢の母を無駄に歩き回らせないよう、
なるべく移動にロスがない添乗員つきのツアーを
私の弟が探してくれました。
ただ、私が危惧したのは、
訪れる場所やその順番、食事もすべて決められていて
自由にならないし、
バスの集合も時間厳守、
戻る時間を守らないと
同乗している皆さんに迷惑がかかってしまうという
この手のツアーでは、
もしも母が、疲れて休みたくなっても
もっとじっくりお土産を選びたくても
時間との戦いになってしまうのではないか、
ということです。
他人に迷惑をかけるのをもっとも恐れる母なので、
何があっても、無理をしてでも
集合時間を死守し、
模範的なツアー客であろうとして、
あとで体調を壊したりするのです…。
そこで思いついたのがタクシーのチャーター。
それなら、自分たちのペースで回れるし、
好きなところを選んで行けるし、
頼めば寺社仏閣での案内や説明もしてくれます。
少しだけ高くつくけれどロスなく自由度も満点です。
母の性格を考えれば
絶対そっちのほうがいいに決まってる!
そう思って、
添乗員つきツアーを希望していた母に
確認してみたのです。
…すると、なんと。
想定外の答えが返ってきたんですよね~。
「タクシーの運転手さんを待たせたり
あっちに行け、こっちに行けと頼むのは
気兼ねするから、
バスのほうがいい。」
え~っと、
そこ気にするところ??
そこがタクシーにとって売りなんだけどな…。
「商売なんだから気兼ねすることないのよ」と言っても
母は「しちゃうものはしちゃうんだ」と。
そりゃ、そうだわね。
人それぞれ、気になる部分は違うわけだし。
母としては、
運転手さんに気を遣っておしゃべりとかするのも
おっくうで仕方ないと…。
う~む。
そう来るか~!
言われてみれば、
サービス精神旺盛過ぎでヘンに気を回す母にとって
そこもポイントだったかも…。
せっかく親子水入らずの、お気楽な旅行なのに
タクシーの運転手さんという赤の他人が
狭い空間に一緒なわけで…。
私は、母の性格から先読みしたつもりだったので、
この展開は不意打ちでした。
ぜんぜん違う視点でとらえていたんですよね。
こういうことって、
特に親子関係でよくありますよね~。
母親なんだから
自分の子供のことは
よくわかってると思い込んでる。
そんなわけ無いんですよね。
自分とは別の人格なんですから…。
今回、「お母さんのためにタクシーにしました」
なんて、勝手な思い込みで
有難がってもらえると思って
申し込んでしまわなくて良かった~。
ちゃんと本人に聞いてみなきゃね。
「どうしたい?」って…。
今日もありがとうございました♪
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京都旅行を計画していた時の話です。
すでに書きましたが、
元気とはいえ高齢の母を無駄に歩き回らせないよう、
なるべく移動にロスがない添乗員つきのツアーを
私の弟が探してくれました。
ただ、私が危惧したのは、
訪れる場所やその順番、食事もすべて決められていて
自由にならないし、
バスの集合も時間厳守、
戻る時間を守らないと
同乗している皆さんに迷惑がかかってしまうという
この手のツアーでは、
もしも母が、疲れて休みたくなっても
もっとじっくりお土産を選びたくても
時間との戦いになってしまうのではないか、
ということです。
他人に迷惑をかけるのをもっとも恐れる母なので、
何があっても、無理をしてでも
集合時間を死守し、
模範的なツアー客であろうとして、
あとで体調を壊したりするのです…。
そこで思いついたのがタクシーのチャーター。
それなら、自分たちのペースで回れるし、
好きなところを選んで行けるし、
頼めば寺社仏閣での案内や説明もしてくれます。
少しだけ高くつくけれどロスなく自由度も満点です。
母の性格を考えれば
絶対そっちのほうがいいに決まってる!
そう思って、
添乗員つきツアーを希望していた母に
確認してみたのです。
…すると、なんと。
想定外の答えが返ってきたんですよね~。
「タクシーの運転手さんを待たせたり
あっちに行け、こっちに行けと頼むのは
気兼ねするから、
バスのほうがいい。」
え~っと、
そこ気にするところ??
そこがタクシーにとって売りなんだけどな…。
「商売なんだから気兼ねすることないのよ」と言っても
母は「しちゃうものはしちゃうんだ」と。
そりゃ、そうだわね。
人それぞれ、気になる部分は違うわけだし。
母としては、
運転手さんに気を遣っておしゃべりとかするのも
おっくうで仕方ないと…。
う~む。
そう来るか~!
言われてみれば、
サービス精神旺盛過ぎでヘンに気を回す母にとって
そこもポイントだったかも…。
せっかく親子水入らずの、お気楽な旅行なのに
タクシーの運転手さんという赤の他人が
狭い空間に一緒なわけで…。
私は、母の性格から先読みしたつもりだったので、
この展開は不意打ちでした。
ぜんぜん違う視点でとらえていたんですよね。
こういうことって、
特に親子関係でよくありますよね~。
母親なんだから
自分の子供のことは
よくわかってると思い込んでる。
そんなわけ無いんですよね。
自分とは別の人格なんですから…。
今回、「お母さんのためにタクシーにしました」
なんて、勝手な思い込みで
有難がってもらえると思って
申し込んでしまわなくて良かった~。
ちゃんと本人に聞いてみなきゃね。
「どうしたい?」って…。
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