M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

体験不足の子供たち

2009-03-19 00:44:17 | 育児・こども
先日、近所のママ友と食事をしたのですが、
彼女はショッピングセンター内の本屋さんでパートをしています。

そこでアルバイトしている大学生が、
「使えない」といって、
きょう日の若者の体験不足をなげいていました。

書類をファイルするのに、
パンチでまん中にきちんと穴を開けられない、
包装用の大きな紙を二つ折りにしてナイフで裂くことができない、
頼まれたことしかできない、
あるいは頼まれたこともひとりで完了できない、等など。

中には誰もが知っている有名大学の学生もいるそうですが、
「大学名じゃないんだよねェ」
「こんなこともできないんかい!」
と心の中で叫びながらも、
そこはぐっとこらえて、
優しく丁寧に、
「こうやって真ん中に折り目をつけてね、
ぐっと奥までそろえて差し込んで、
穴を開ければ、閉じた時に書類がそろうでしょ?」

母が小さな息子に教えるように、優しく・・・。

じゃないとすぐ、辞めちゃうんですよね~。


彼女が言うには、
店長は店をかけもちしていて
店を支えているのはパートのお母さんたち。

中にはかなり仕事ができて、
こんな優秀な女性がこんな小さな本屋さんのパートで埋もれているなんて、
本当にもったいないと思うような方もいるそうです。

「パートで時給も安いお母さんたちが、
 またちゃんとしっかり仕事しちゃうんだよね。」
「だから店がなんとか回っちゃうんだよね。
 ある意味、パートのお母さんたちが
 世の中の経済のかなりを支えてるよね~。」

などと盛り上がりました。


かくいうわが息子も、やはり手先も不器用だし、
日常生活の「当たり前に出来そうなこと」を頼むと
「どうやるの?」と聞いてきたりして、
唖然とすることがあります。
実体験を積ませるように気にかけて育てたつもりなのに!

親の方も忙しい毎日の中で、自分の息子は
当然そのくらいできると思い込んでいて、
実はちゃんと教えていなかったり、
あるいは
勉強さえしていれば他はやらなくていい、
というスタンスだったりする場合もあるのでしょう。

女の子はけっこう手作りを楽しめるし、
周りの空気を読めるし、
やる気にさえなれば何とかなる感じがします。

女の方が左脳と右脳と同時に使えるからでしょうかね。

それでも心配になって、
娘が帰宅してからあれはできるの?これはどうやると思う?と、
いろいろチェックしてしまいました。

「なんで急にそんなへんなこと聞くの?」
と思ったことでしょうね。

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