介護講座の昼のクラスから、
夜間クラスに移っていらした
男性Mさんというかたは、
すでに還暦を過ぎていらっしゃるそうですが、
サラリーマン時代は
取締役までのぼりつめ、
リタイヤした今は、
コンサルティング関係の
お仕事をされているそうです。
企業戦士だった半生は
食うか食われるかの世界。
戦後の混乱期からバブル期を、
勝つことだけを要求され、
結果を出してのし上がって行ったMさん。
相手の足を引っ張り下ろすのが
良しとされる世界で
若い頃は無我夢中で働き、
疑問を持つ余裕もなく頑張ったそうです。
子どもの学校行事に
ほどんど顔を出したこともなかったという
典型的な高度成長期のニッポンのお父さん。
退職後、
家で部下に接するような調子で家族に接していたら
相手にされなくなった…とは本人談。
年をかさね、
視野が広がると同時に、
このままでいいのだろうかという思いが湧いて
違う世界に目を向けてみようと、
介護の勉強を始められたそうです。
ひょうひょうとした雰囲気で
サラリとおっしゃるんですよね~。
「今までとは真逆の仕事だよね。
介護は『いかに生かすか』が
仕事だらね。正反対だよな。」
実際、ほんとうに幅広い
多岐にわたる援助をし、
それこそ「利用者の人生を支える」ほどの
奥深い仕事です。
人手が足りなかったり
教育がゆきとどかなかったり
法律の壁に阻まれたりと
理想と現実のはざまで
たくさんの葛藤があることは
想像に難くありませんが
喜んでもらえる仕事
自立を助ける「親」のような
家族的な仕事
そのうえ自分も成長できるという、
やりがいのある
素敵なお仕事であることは
間違いありませんね…。
夜間クラスに移っていらした
男性Mさんというかたは、
すでに還暦を過ぎていらっしゃるそうですが、
サラリーマン時代は
取締役までのぼりつめ、
リタイヤした今は、
コンサルティング関係の
お仕事をされているそうです。
企業戦士だった半生は
食うか食われるかの世界。
戦後の混乱期からバブル期を、
勝つことだけを要求され、
結果を出してのし上がって行ったMさん。
相手の足を引っ張り下ろすのが
良しとされる世界で
若い頃は無我夢中で働き、
疑問を持つ余裕もなく頑張ったそうです。
子どもの学校行事に
ほどんど顔を出したこともなかったという
典型的な高度成長期のニッポンのお父さん。
退職後、
家で部下に接するような調子で家族に接していたら
相手にされなくなった…とは本人談。
年をかさね、
視野が広がると同時に、
このままでいいのだろうかという思いが湧いて
違う世界に目を向けてみようと、
介護の勉強を始められたそうです。
ひょうひょうとした雰囲気で
サラリとおっしゃるんですよね~。
「今までとは真逆の仕事だよね。
介護は『いかに生かすか』が
仕事だらね。正反対だよな。」
実際、ほんとうに幅広い
多岐にわたる援助をし、
それこそ「利用者の人生を支える」ほどの
奥深い仕事です。
人手が足りなかったり
教育がゆきとどかなかったり
法律の壁に阻まれたりと
理想と現実のはざまで
たくさんの葛藤があることは
想像に難くありませんが
喜んでもらえる仕事
自立を助ける「親」のような
家族的な仕事
そのうえ自分も成長できるという、
やりがいのある
素敵なお仕事であることは
間違いありませんね…。