M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

私もいずれは障がい者に。

2012-11-16 19:46:49 | 健康
夕方、千葉で久しぶりに地震が起きました。
昨日の朝、
めったに夢を覚えていない私が、
「大きな地震がまた起きてしまった夢」を見たので
職場で同僚にも何気なく話したのです…。
あまり大きなものではなくて良かった~。

いよいよ私も予知能力が開眼?!(笑)

さて、
介護のお勉強に励む日々が
続いております。

連日の通学はやはり
身体にこたえますね~!

私の夜間クラスには
フルタイムで仕事をしながら通う方も
いらっしゃるので、
その体力と向上心には頭が下がります。
いいメンバーに恵まれて、
楽しく心も身体もふれあう(実技演習で!)日々です。

高齢者のさまざまな側面を知るにつけ
つくづく思うことがあります。

「あなたはやがて障がいを持つでしょう。」

これは占い師の預言……ではありません。

障がいという言葉を
「からだのどこかに不自由なところがある」
ととらえるなら、
年をとれば、足腰だったり
目や耳だったり、
呼吸や脳の機能など、
どこかしら衰えて不自由になるわけで、

そう考えると
誰でも間違いなくいつかは
障がいを負っていくのです。

だからやがては
あなたも私も障がい者です。

元気なうちは、障がい者を
自分とは違う世界の人と思いがちで
意識の外にあったりしますけどね~。


私はなぜか障害のある方との出会いが多く、
アルバイトで初めて家庭教師をしたとき
目の前に現れた女子中学生は
先天性か事故か聞きませんでしたが
顔の両目付近の造りに大きな障害がありました。

初日は顔を直視できず
彼女の困難な人生を想像して
不憫に思ってしまいましたが
当の本人はいたって明るく、
いっしょに勉強するうちに
コミック本を貸し借りする仲になりました。
(本末転倒??)

そういえば学生の時に
心理学の論文を書いた時のテーマも
『障がいをもつ人との接し方』
みたいな感じでしたねぇ…懐かしい♪

私の夫も
学生時代の事故で右手指に障害があります。

ですから生きてくる中で
障がい者を特別視することは
ありませんでしたが、

遠慮しているのか疎外感を感じているのか
ひとりで頑張りすぎている
障がい者の方を見ると、
気になってしまいます。

障がい者も、そして
援助するほうも、
気兼ねなく声を掛け合って
お互いにできることをすればいい…。


私がよぼよぼになる頃には
石を投げれば老人にあたるでしょう。
いや、ほんとに投げないでね。

ひょっとしたら障がい者のほうが
健常者より多いかも。
しかも医学の進歩で死ねなくなるかも。

健常者がマイノリティーの世の中です。
いまの社会保障のままでは
どうなっちゃうんでしょう~。

悠長なことは言ってられない、
目前に迫っていることです。

ノーマライゼーションの観点から
社会制度はもちろん、
ますます助け合いの精神が
問われてきていますね!!