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町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

驕ることなく

2024年04月22日 01時07分54秒 | 雑感
町田・多摩センターの司法書士の宮下です。



2024.10.1から商業登記の取り扱いが変わります。

株式会社の代表取締役、代表執行役、代表清算人の自宅所を非公開にできるようになります。

司法書士実務においては様々な弊害が考えられますがもう少し様子見です。

先日、士業法人設立の現在進行中の案件で「代表者の住所を非公開にできるようになると聞いたんですができます?」との質問が早速あったのですが、残念ながら本改正の対象法人は株式会社のみです。









人には人の良い部分が必ずある。

特に仕事では、自分ならこの場面でこうするのに、自分ならもっと効率よくできるのになどと、自分の優れた部分にフォーカスして考えがちです。

しかし、自分よりも優れている部分がその相手には必ずある、という視点を持って生きていきたい。

驕ることなく、謙虚に。










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相続放棄 と 自殺

2024年04月10日 23時50分55秒 | 雑感
町田・多摩の司法書士の宮下です。






相続放棄はマイナスの財産だけではなく、プラスの財産も含めた全ての遺産を放棄することになります。

そう聞くと一見シンプルな手続きに思えるかもしれませんが、実は相続放棄は奥が深い。

相続放棄が家裁に認められたらそれで終わりというものでもない。

民法改正によって現に占有していない財産に関しての管理義務がなくなりますが、実務上の問題が引き続き残る。

この改正に関して言えば、関係のない隣人に負担を強いる可能性があるため、管理義務がなくなったので相続放棄してもOKっすよ( `ー´)ノとは心の底からは言えない。

イメージしてみてください。

自宅の隣家が空き家で倒れてきそうになっていたら。
害虫が発生していたら。
雑草がボーボーだったら。
そして相続人全員が相続放棄していたら。

あなたはどうしますか?

方法はあるんですけど、エネルギーとお金が必要です。

またこれは、相続人が相続放棄をしてなくても、当該相続人が適切に不動産を管理していないような場合も同じです。

相続放棄は考えることがかなり多く、難しい部類の業務に入ると思います。










15〜39歳までの死因第一位は自殺。


様々な自殺の方法を自分で調べられるようになったからでしょうか。

SNSが発達したことにより、他者の承認欲求を満たすためのキラキラ投稿を見て自分の現状に悲観する機会が増えたからでしょうか。

オンラインでギャンブルが簡単にできることによって経済状況が悪化しやすくなったからでしょうか。

社会的構造に嫌気が差し未来に希望を持てなくなったからでしょうか。



生きたいと思う人がいる。

死にたいと思う人がいる。

生きたいけど死にたいと思う人もいれば、死にたいけど生きたいと思う人もいる。

生きたくも死にたくもない人もいる。 



年間の自殺者総数が2万〜3万人の範囲を毎年繰り返してるのは、やはりそこには個人的問題というよりも社会的構造が要因になってることが考えられる、と。

追い込まれる原因は多くありますが、国は孤独や孤立に焦点を当てたようです。

急ピッチで内閣官房に孤独・孤立対策室というものが設置され、孤独・孤立対策推進法という法律ができました。

しかし、現政権化への悲観は、当該対策室や法律への絶望的観測へと繋がる。

かといって、政権が変わってもまた繰り返す。

いつの時代もそうです。




自分で考え自分で判断すること。

自分の価値基準を持つこと。

幸せは無限にあるということを体の芯から痛感する必要がある。

そして今置かれている状況は実は幸せで溢れているんだということを思い知る。

そのためにはどうすればいいのか。

やはりこれも自分で考えなければいけはい。

考えることをやめてはいけない。

動くことをやめてはいけない。

諦めてはいけないんだと思います。


ただ、この考え方もきれい事だということはわかっています。

世の中には防ぎきれない自殺が必ずある。

そして、防いではいけない自殺もある。

防ぎきれない自殺を防ごうとしても意味はなく、防ぎきれる自殺、そこに重点を置き、少しでも生きる力を芽生えさせることができればいいのかなと。

1人では思考に限界がある話題ではあります。








ありがとうございました。











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信じるか信じないかはあなた次第

2024年03月29日 23時25分37秒 | 雑感
町田・多摩センターの司法書士の宮下です。



相続税対策で養子縁組最大までして数次代襲で相続手続きが余計にややこしくなりなんのための対策だったのかわからなくなる説。








さぁ、今日、この話題を出さなければ司法書士とは言えないかもしれない。

今日は年度末中の年度末。

決済案件が日本中大量に出現します。

今日決済なかった司法書士は商業専門事務所、もしくはモグリの可能性があります。

ちなみに弊所は商業専門事務所ではありませんが、決済もありませんでした。

でも僕は元気です。



3/25に登記システムダウンしましたが、今日もダウンしましたね。

不動産2件、商業2件の申請を昼前にしていたので僕は大した影響はなく納付ができないくらいでした。

設立が1件あったのでちょっと不安でしたが、受番表示されてたのでまぁ安心はしていました。



午後からのエラーだったので、ある意味3/25よりもエグいですよね。

決済は焦りますね~これ。
午前中安心させといて、午後に爆弾落とす感じ。

3/25のこともあったので紙申請の準備もしているでしょうけど、今日のやり方はドSすぎるよ法務省。

さすがに財務省にジャンピング土下座して予算確保すべきです。

まぁ僕は決済なかったのでなんとも言えない立場なのは棚にあげときましょう。




法務局も20時まで窓口を開けて対応していたようですが、この調子だと4/1も危なそうですね(というかやる気になれば20時も受付できるのね。)。

4/1は商業関係の申請が多くなると思うのですが、もはや商業の紙申請の方法覚えてません。

そろそろ本格的に国賠の動きが出てもおかしくないよなぁ。



ここで法務省が謳うオンライン申請のメリットをなんとなく載せときます。





信じるか信じないかはあなた次第。










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司法書士はなんと儚く健気な存在だろうか

2024年03月25日 23時14分35秒 | 雑感
町田・多摩の司法書士の宮下です。



ご相談の際に録音を希望される方もたまにいらっしゃいます。

ただ、録音をしてもいいんですけど、その場合にはそれなりのことしか話せないです。

理由はお察しください。







さて、今日は多くの司法書士事務所が疲弊した1日になったのではないでしょうか。

登記のシステム障害により、謄本も取れず、オンライン申請もできず、という登記業務に甚大な被害を及ぼしました。

特に今の年度末、いつもよりも決済が多い時期でオワタ・・・と空を見上げた司法書士が7000人はいると考えられています。



かくいう弊所も今日は決済がありました。

なぜ普段決済がないのにこんな日に。

しかも、売り側の担当で名変抹消だけです。

名変抹消だけだしと余裕ぶっこいてたらまさかのシステム障害。



抹消書類を軽やかに受け取り、軽やかに事務所に戻り、申請ボタンを軽やかにポチっても申請送信されない。

僕が名変抹消の申請をしなければ移転設定担当の司法書士が昇天してしまう。




おい、お前のせいだぞ?



名変抹消は移転設定も包含した申請なんだと自分を奮い立たせました。

そんな使命感から紙申請に早い段階で切り替えることを決意し、準備を進めました。

久々の紙申請で書類の綴じ方を思い出しながらなんとか無事に申請。

このギリギリを攻める感じ、これだから司法書士はやめられません。


つかまぁほぼ一日潰れましたよね。

ここで忘れてはいけないのが僕は名変抹消のみの担当。

そうです、司法書士ならお気づきと思いますが”費用倒れ”です。

経営者にとっては避けたい状況ですが、これを取り戻すには法務省に損害賠償訴訟を起こすしかない。
クラウドファンディングする司法書士がいたら支援します。





オンライン申請と紙申請、あまりにもそのリスクが釣り合っていない。

オンライン申請を推進する中で、オンライン申請がダメなら紙申請がある、という現状が一種の矛盾を含んでいる。

そして、オンライン申請ができない状況で申請が間に合わなかった場合、紙申請に切り替えれば申請は不可能ではなかった、と責任を負わされる可能性があるのは個人的には納得がいかない。

オンライン申請の優位性が乏しい。


今日みたいな事態が生じた場合、なんとか社会の歯車を回そうと奔走するのは法務省でも法務局でもなく司法書士です。

まぁ法務局側も法務省に対する不満を感じながら現場を回すんでしょうけど、その100倍の不満と焦りを抱えながら司法書士は奔走します。

登記制度は司法書士に支えられていると言っても過言ではない、と言いたくなるくらい奔走する。

しかし、一方で、司法書士が奔走し、事態をなんとか乗り越えてしまうと、法務省は「登記なんとかなってるじゃん」ということで登記システム構築に予算を割かない。

あ~司法書士はなんと儚く健気な存在だろうか。

嫌いじゃないです。


それにしても気になるのが、今日のこの事態にもかかわらずオンライン申請できた司法書士もいるみたいで、この違いはなんなのかと。

日頃の行い?










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安楽死

2024年03月17日 21時14分13秒 | 雑感
す町田・多摩の司法書士の宮下です。






これは難しい問題ですよね、とは僕は全く思わなくて、僕の答えは以前から決まっていて、安楽死という選択を認めるべきというスタンスです。


この話題については、生きることが苦しくて辛くてもういなくなりたいというような立場の人と、人生最高だぜーハッピー!!って人と、両者は同等の発言権を持っていて、そのパワーも全く同じです。

ただ、共通しているのは生きることも死ぬことも他者に強要すべきことではないということ。


生きていることが精神的・身体的に辛く痛いという状況がある。

食べることも、寝ることも、話すことも、目を開けることも、指を動かすことも。

そして、記事にもあるように体が動かなくなってしまう病気もある。

死にたくても死ねない人もいる。

そんな状況の人に僕は死んじゃだめだ!生きろ!とは言えません。

そして、安楽死を選択するべきだとも言えません。

もし仮に、それが家族や友達であれば、生きててほしいけどこんなに辛く痛い毎日を送るのであれば・・・という思いが生じることは想像に難くない。

安楽死を認めないということは、生を強要していることにはならないでしょうか。



生きたくても生きれない人がいるのに死を選ぶなんて失礼だ

命を粗末にするな


そんな言葉はキレイことです。

死を選ぶことがすなわち命を大切にしている、という意識が存在する。


死を選ぶ時、それまでに至る数秒、数分の苦しみを避けたいがために安楽死を選ぶ。

しかし、その苦しみを受け止めてでも死を選びたい時、それが本当に自ら死を選択する時なのだと。

安楽死という逃げるような方法を選ぶな。

そんな根性論をぶつけるのでしょうか。





本記事では、安楽死制度に反対の立場として死を安易に選んでほしくないという意見を載せています。

例えば、安楽死という選択肢がある世界で、失恋をしてそのショックから安楽死を選ぼうとしている者がいたとする。

この場合は安易に死を選ぶな!と止めますよね。

その一時的な辛さはやわらぎ、また輝かしい新たな出会いや人生が待っていることは人類の歴史が証明している。

このレベルの話であればわかりやすい。



しかし、人の辛さや痛みは千差万別であり、その感じ方も様々。

こういったケースなら安楽死を認める、という事例集を作るのはおそらく難しい。

誰が見ても辛い苦しい状況という人であれば認める・・・う~ん、具体性に欠け、認否に差が生じそうです。

家族や友達、全員が同意すれば認める・・・う~ん、その範囲が曖昧だし、意思を表示できない者などがいた場合はどうするか。
家族は全員同意してるのに、友達が拒否したらどうする。

そもそも本人の意思はどうなる。



自分の死を悲しんでくれる人がいる。

しかし、その悲しんでくれるような人でさえも安楽死を認めてくれるような状況。

その状況はもはや本人もそれを見ている周りの人間も耐え難い苦痛なのでしょう。


生きることに希望を見出すのであれば、死ぬことに希望を見出すこともあるんだと思います。










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