町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

登記の依頼先は司法書士のみ

2022年06月30日 23時59分13秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。






こっからの~






こう。





それにしても「計109回登記申請書を提出し、全て受理されていたという。」って、登記制度がいかに脆弱な制度か露呈してますよね。

氷山の一画だと思うので、全国的に見たら他にもあと2万件はあります。

そろそろ、さすがに申請構造を考え直さないといけないんじゃないのかな。

権利者義務者の共同申請の観点ではなく、登記申請”手続き”の観点から見直すべきだよね。



登記手続きの依頼先は司法書士のみということを小学校の道徳の時間に教えるべきです。

※ 弁護士にも権限はありますし、表題登記は土地家屋調査士の専門ですが、誤解を恐れずに言いますとそこは意識しなくても世の中うまく回る部分だと思います。






ここまで司法書士以外の申請がはびこっているのであれば司法書士以外にも登記を解放するべきではないのか。


という意見と


登記は司法書士の職域。司法書士法違反についてしっかり取り締まろう。


という至極全うな意見とどちらが支持されるでしょうか。


前者の意見を本気で実現しようとしている人達も大勢いるのが面白いところです。面白くはない
















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至高

2022年06月27日 00時17分39秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




規律を乱す少し大きめの謎のクリアファイルが紛れ込んでることあるよね。









人に迷惑をかけない。

法を犯さない。




最低限この2つを満たしている仕事は全て尊く偉大です。

そして、大事なことは、その中でやりがいを見つけ、プライドを持ち、日々生き生きした人生を送ること。

それはもう、誰かと競う必要もなく至高です。

それを満たす人は本当にまぶしい。

こちらが笑ってしまうほどにキラキラして輝いている。




僕の旧知の知り合いが駐車場の警備員をやっていると聞きました。

それを聞いていた周りの反応はあまりよくない。


う~ん・・・そうか。。。



僕の駐車場の警備員のイメージは町田東急ツインズの駐車場の警備員です。


彼ら(彼女ら)を知っているでしょうか?


誰よりも駐車場の警備員(誘導員)としての仕事を楽しみ、胸を張り、生き生きとしています。

全員が、です。

本当にすごいんですよ。

めちゃくちゃ元気だし、活気があります。

いつもそこを通るたびに気持ちよくなるんです。



こんな人材どこで!!!??



とあのCMばりに採用担当に聞いてみたい。





昔、テレビで、有名大学を出た方が特集されており、その方はスーパーで働いていました。
自ら望んで生きがいを持って働いていました。


スタジオのタレントさんたちがコメントをする中で「いい大学を出たのにもったいない」という意見があり、それが個人的にかなり違和感があったので今でも覚えています。



スーパーじゃダメなんでしょうか?

もったいないでしょうか?


どんな大学を出ていようが、中卒だろうが高卒だろうが、一度きりの人生でやりがいのある、情熱の注げる仕事を見つけられた。

人に迷惑もかけていない、法も犯していない。

本人が、そこで心の底から一度きりの人生を生き生きと生きているなら、もう至高ではないのかな。


もちろん、本人がその仕事に納得していないのであれば全く別の話にはなりますけど、余計なお世話だよと思われても仕方ないですね。















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自由は制限の中に

2022年06月24日 00時05分52秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




自筆証書遺言保管制度の複雑さは異常。








そりゃいろんな人がいろんなことを言うよね。

これだけ人が溢れているのだから。

第三者の言葉を聞き流したり時には聞き入れたり・・・。




独立することのメリットは何でしょうか?


それは自由であることです。


しかし自由には責任が伴います。


自由だからと言ってなんでもかんでもやっていては責任が取れない事態が生じてしまう。


自由は制限の中にある。


制限の中でこそ自由は自由になる。


不自由こそ自由。




例えば、司法書士として独立したとします。

その者は自由です。

だからと言って、例えば司法書士業界に迷惑をかけるようなことはしてはいけない。

違法行為をしたり、他事務所に不当な影響を与えたり、相談者である一般市民を騙して巧みに受任をしたりなど。


それは自由ではなく、ただのやりたい放題です。


やりたい放題の司法書士が増えたらどうなるのでしょうか。

健全な競争と成長が阻害され、司法書士制度に歪が生じ、ジワジワと陥落していくでしょう。

社会から得た市民権を失うことになる。

今ある司法書士制度は、先人の司法書士の先輩方がコツコツと努力を積み重ねたものです。

ちょっとずつちょっとずつその存在を確かなものにしてきました。




士業の世界には一般の方々が知らないような様々な決まりや取り組みなどの制限が存在します。

その存在を守らないやりたい放題の士業に引っ掛かってしまう市民もいるでしょう。

もちろんそれは士業に限られませんが。



個人的には、独立して自由だから何をしてもいいんだ、という考え方は好きではありません。

結局、売り上げのために市民を犠牲にすることになります。

そういう人達には絶対に負けたくないです。















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信託デイ

2022年06月20日 00時08分13秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




遺産分割により不動産の所有権を取得した場合には、相続人申告登記の申出をしても、その申請義務を履行したものとはみなされない(新不動産登記法76条の3第2項括弧但書参照)。







父の日、喜びとともに父であることを再認識しました。

明日からまた頑張ろう。


明日は信託契約書の公正証書調印からスタートです。

委託者の入居施設まで公証人に出張して頂くのですが、公証人によって手続きの進め方が異なるため、委託者の方には最低限覚えておいてほしいことをお伝えしています。

初めての公証人なので少しドキドキです。



事務所に戻ってからは民事信託(家族信託)のリモート打ち合わせです。

久々に信託デイです。








町田市役所での相談当番でした。

5件の相談予約。

相続が3件、贈与が1件、境界問題が1件。

ちなみに、相続3件は全て「自分で手続きをやりたい」とのことで、書類の確認などは当該無料相談ではできないため、全体の流れ等を伝えてあとは頑張ってくださいということで終わらせました。

登記手続きのAI化が進めば、司法書士の仕事はなくならないにしても確実に減るだろうなと危機感も感じました。
法務省もOKな感じの雰囲気ですし。

あとは司法書士政治連盟がどこまで頑張れるかでしょうか。
とりあえずお金(会費)だけ協力してます。

一緒に相談に立ち会っていた土地家屋調査士の先生に「生まれ変わったら士業の中で唯一安泰な土地家屋調査士になりたいです」と本気で伝えときました。

ただ、土地家屋調査士の場合、開業費が多いと1000万円はかかるようで、ちょっと考え直そうかなと思いました。笑








相談室に置いてあった六法。

ウチの事務所持ちでいいので最新年度の六法買ってあげたい。















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会社設立の取り扱い緩和と危機感

2022年06月14日 23時11分46秒 | 会社設立
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。








あ~取り扱い緩和されたんだぁ~。

たまに資本金を早めに振り込んじゃう方いるからそういう時楽になるな~。

発起人の同意書いらなくなるな~。



このように考えた僕をどうぞ笑ってやってください。

我らが内藤先生は違いました。




「・・・上記商事課長通知のような規制緩和(?)をしなくても,発起人全員の同意があったことを証する書面を追完させるか,当該同意があった日について補正させれば足りるのである。司法書士としては,申請前に,事情の聴取りをして,そのような補充書面の準備をすべきである。

 このような過度な規制緩和が進めば,商業登記制度は,単なる「登録」制度(添付書面は不要)に堕することになりそうで,危機感を覚えざるを得ない。・・・・」




そう、危機感を感じていらっしゃいます。

ある事象についての見識はその知識と経験と感覚を垣間見ることができる。

全く危機感を感じずに、会社設立を柔軟に進めることができるな~という短絡的な感想を持った自分が猛烈に恥ずかしくなりました。

でも、危機感を感じるべき事柄であることを知れたので結果としてOKとしました。合格です。なにが



ちなみに、この通達を見て危機感を感じることができるのは、商業登記を専門で扱っている司法書士か、登記制度についての危機感を日々感じながら思考を巡らせている司法書士だけではないでしょうか。

いや、僕も商業登記はそれなりに扱っていますし、登記制度についてもそれなりに日々考えているんですよ?(;´∀`)

でも、やはり”それなり”であることを痛感させられます。

司法書士業界にはすごい方々がたくさんいるなぁと感じるとともに、自分も負けてられないと奮起させられる素敵な業界だと思います。



そういえば、もうすぐで司法書士試験ですね。

今の時期は起きてる間も寝ている間も勉強している時期なので、決して司法書士受験生に近づいてはいけません。噛みつかれます。






司法書士業界を盛り上げるために受験生の皆さんには頑張ってほしいです。















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