年々歳々 ささやかな日常

「年々歳々 花相似たり 歳々年々 人同じからず」
日常の身辺些事を画像とともに

唱歌「冬の夜」

2007-01-13 | 童謡・唱歌・歌碑
2007年1月13日(土)

冬の歌をいろいろ歌った昨日の「童謡」の会で
印象的だった「冬の夜(ふゆのよ)」2番の歌詞

囲炉裏の端に縄なう父は
過ぎしいくさの手柄を語る
居並ぶ子どもは ねむさ忘れて
耳を傾け こぶしを握る
囲炉裏火はとろとろ
外は吹雪

過ぎしいくさの手柄を語る  過ぎしむかしの思い出語る

と言い換えて、今は歌われているそうです。
ここで、言葉にこだわる石敏彦先生の持論が展開されるのですが、
いつも歯切れが良くて説得力があります。
「目眩ませのような大人の浅知恵は、大人に対する不信感につながります。ひとりの力では抗うことができなかったこと、出兵拒否したら非国民で罰せられたこと、そういう不幸な過去を隠すのはよくありません。・・・おやじ様の昔の思い出話なんて眠くなるだけですよ。“いくさの手柄”だから、“眠さ忘れて”“こぶしを握って”聞き入るんですよ。」

先日のブッシュ大統領のイラク新戦略に話が及んだとき、 で中断。 
続きが聞けなくて残念でした。

前橋の実家近くの釣り道具やさんで

昔と変わらぬこの字体。
寒いだろうな。釣り人は待ちに待っていたのでしょうけど。

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2 コメント

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恥ずかしいですね。大人の浅知恵 (R52)
2007-01-17 15:36:27
「過ぎしいくさの手柄を語る」だったんですかぁ・・・ずーと「むかしの思い出語る」で歌っていた気がします。
そんなに簡単に一部の人の思惑で原文が変えられてしまうのですね。
知らない事が多すぎます。。。
そして石敏彦先生の語り継がねばと言う心意気を感じますね。
また載せて下さい。
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また載せますね (抹茶大福)
2007-01-20 15:34:00
R52さん 

気骨のある先生なのです。
返信する

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