ショパン生誕200年にあたる2010年に出版された「ショパン 花束の中に隠された大砲」(岩波ジュニア新書)を、この機会に読んでみようと思います。
この本の表紙とイラストを担当したのが、娘の中学時代の友人だというので、買っておいたのです。
著者のピアニスト崔善愛(チェソンエ)さんは、指紋押捺拒否の裁判を闘い抜いた方だと知り、いつか彼女のピアノを聴いてみたいと思っていたところ、幸運にもその機会に恵まれました。(2012/1/28)
“思想のある音楽”とはこういうものなんだなぁ…と心に刻みました。隣席の方(知らない人ですが)は、姜尚中さんと崔善愛さんの対話を身を乗り出すようにして頷きながら聴き、崔善愛さんのピアノ演奏では、タオルで顔を覆って咽び泣きながら聴いていらっしゃいました。
刺激を受けたひとときに感謝!