MA by So Shi Te 

南青山のインテリアショップ MA by So Shi Te のブログです!
毎日の出来事を綴らせていただきます。

レストラン 香味屋

2011-02-07 15:07:00 | レストラン&バー
東京中を見渡すと、
 美味しいレストランは沢山あり、
 東京の食文化のレベルの高さに驚く。

美味しいものは必ずしも高いものとは限らず、
 安くても美味しいものなどはいくらでもあり、
  また安くて美味しいものを見つけると、
  それはそれで嬉しくなるもの。

無数のレストランが東京にはあり、
 気がつけば新しいレストランが次々にオープンしているけれど、
 オープンするレストランがあると同時に、
  退場を余儀なくされるレストランも同じ数だけある。

そう、東京中を見渡して、
 10年以上も同じ場所で営業をしているレストランは多くは無い。
 20年となると更に限られた、
  そして選ばれたレストランだけが存続を許される、
  それが東京。

20年以上も同じ場所で営業をしているレストランには、
 恐らくそれなりの理由があるはず。
 
台東区根岸にあるレストラン香味屋は大正14年から続く老舗の洋食屋。
 今の時代はフレンチとかイタリアンとか、
 もっと専門的に区分けされ、
  その専門の分野で更に腕をふるったシェフが活躍する世界。
  それなのに洋食って何?
  今更洋食?
  
なんて思うでしょ?
 ところがどっこい、
 香味屋の洋食は凄いんです。

現代にありふれたメニューでここまで感動を与えてくれるレストランって、
 他にないんじゃないかな。
 世の中にありふれたメニューを、
  最上限までに引き上げ、
  ありきたりのメニューを、
   最上級のメニューに押し上げるレストラン。
   それが香味屋。

ワタクシが感動したメンチカツがこちら。
 
 見た目パッとしないでしょ??
 この一皿で2000円。

ご飯とかスープは勿論別ですよ。
 
1個1000円のメンチカツがふたつ。
 これってぼったくりじゃないの???
  とか思うでしょ?
  でもこれを食べると、
   1個1000円だなんてなんて良心的なの!!!
   って思ってしまうほど美味しい。


 ぱっくり割ると肉汁がドバーっとあふれ出ます。
 一口頬張れば、
  思わず 「ごめんなさい」
  と言いたくなるメンチカツ。
   これを食べないでこの世を去る人って可愛そう、
   とか思ってしまうほど^^;。

テレビで良く紹介されるコロッケとかメンチカツとかありますでしょ?
 肉屋さんがやっている美味しいコロッケとかメンチカツとか。
  確かにそれらも美味しいのですよ。
  感動しちゃったりしますよ。
 
でもね、香味屋のメンチカツは、
 その辺の美味しいメンチカツとは土俵が違うというか、
 全く別物なのです。
  でもメンチカツ。
  たまたまメンチカツという同じ形をした別物ですね。


他のメニューも目を通せば、
 コンソメスープとか、ハヤシライス、カレーライスとか
 ごくありふれた普通の洋食メニュー。
 でもお値段はコンソメスープで1150円、
  ハヤシライス2,300円とか何とも攻撃的なお値段^^;。

でもね、
 ハヤシライスもまるで上質なステーキに、
 極美味デミグラスソースがかかったような、 
  これをハヤシライスと呼んでしまってよいのですか?
  というくらい美味しい。

高飛車で愛想の無い接客では有名です。
 普通のレストランだったら、
 その時点でアウトですよね。
  でもこのレストランは、
   その高飛車な接客だからこそ、
   余計に味も引き立つと言うか、
   スパイスみたいなもの?!w

是非足を運んでみてください。
 そしてメニューを開いてビビってはいけません。
 高飛車な接客に負けないように、
  高飛車にドバーンと色々オーダーしちゃってください。
  きっと楽しめます。

http://www.kami-ya.co.jp/# 東京都台東区根岸3-18-18

 
コメント (2)
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