12月19日 激論！ 石原嫌い 終息

　石原嫌いの理由をメールせよ、と言った日経新聞I氏からメール。

> たぶん、議論は平行線をたどると思いつつ、
> あえてもう一度、返信を差し上げます。
> 石原発言は「不法入国した三国人による凶悪犯罪が増加しているのは憂慮すべき事態だ」というものです。
> 実際、中国人などの凶悪犯罪が多発していることは警察庁の調査にも現れており、多くの都民（あるいは日本人の間で）
> 不安が広がっています。
> 発言の重点が「外国人による凶悪犯罪の払拭、摘発」にあり、「三国人」にはないということは文脈からわかるはずです。
> 言葉尻をとらえるべきではないというのは、そういう意味です。
> 都知事として、犯罪撲滅に注力するのは当然で、だからこそ「三国人発言」の後でも、多くの支持を集めて2期目の当選
> を果たしたのです。
> それをもって、日本に偏差なナショナリズムが広がっているという見方がありますが、考えすぎでしょう。
> いたずらにナショナリズムが高まるのは望ましくありませんが、北朝鮮の拉致、核開発、中国の軍拡などの事実こそが
> 日本人の不安を助長して結果としてナショナリズムを誘発しているというのが、自然な見方だと思います。

私の反論。

「では私も再び。

> 石原発言は「不法入国した三国人による凶悪犯罪が増加しているのは憂慮すべき事態だ」というものです。
> 実際、中国人などの凶悪犯罪が多発していることは警察庁の調査にも現れており、多くの都民（あるいは日本人の間で）
> 不安が広がっています。

間違いがあります。
石原三国人発言があった当時、外国人の凶悪犯罪は増えていませんでした。
警視庁・警察庁の発表数字自体も差別的・意図的です。
それに乗せられる石原の愚かさも嫌いな理由です。

『外国人犯罪増加』報道の欺瞞
http://iccho.me.uk/hl/hrmedia/jcr03.html

日本における外国人犯罪の実像
http://www.ier.hit-u.ac.jp/pie/Japanese/discussionpaper/dp2004/dp250/text.pdf

> 発言の重点が「外国人による凶悪犯罪の払拭、摘発」にあり、「三国人」にはないということは文脈からわかるはずです。
> 言葉尻をとらえるべきではないというのは、そういう意味です。

石原は作家でもありますので、言葉選びも批判されて当然です。
凶悪犯罪の払拭を言いたい時、外国人をピックアップし、三国人という言葉を使った。
とはいえ私は、言い方を問題にしたり、いい間違いに拘って「言葉尻をとらえた」のではありません。

御社の社説も

『外国人犯罪の増加→震災のさいの騒擾事件→自衛隊の治安出動』とむすびつける論理には，それぞれの段階で飛躍がある。石原発言はいつもわかりやすいが，そのあまりに論理を飛躍させたり，隣人の心を傷つけるものがある

と指摘していました。
差別主義者であることも大変わかりやすい。

> それをもって、日本に偏差なナショナリズムが広がっているという見方がありますが、考えすぎでしょう。

私が言う前に仰って頂いてありがとうございます。
石原はナショナリズムを煽っています。

そこが嫌いな理由の大きなものの一つであったことを
最初のメールに書かなかったので、機会を頂けて良かった。

『北朝鮮と戦争すりゃあいいんだよ。一時的に』などと真顔でコメントしているのを見て、本当に危険な人物だと思いました。

これも忘れてましたが、こんな本がありました。
姜尚中・宮崎学著『ぼくたちが石原都知事を買えない四つの理由。』
http://comcom.jca.apc.org/gounotori/books/books_kaenai.html

多分これで全ての理由になります。

> いたずらにナショナリズムが高まるのは望ましくありませんが、北朝鮮の拉致、核開発、中国の軍拡などの事実こそが
> 日本人の不安を助長して結果としてナショナリズムを誘発しているというのが、自然な見方だと思います。

日本のマスコミや石原などの政治家がナショナリズムを利用し、誘発しているというのが自然な見方だと私は思います。」

このメールには、無反応。ふう。

12月19日 『和来路』，NHKスペシャル「ワーキングプアⅡ～努力すれば抜け出せますか～」

　9月まで働いていた、生協カタログ編集の人たち7人と、茗荷谷の居酒屋『和来路』。

購入を頼んでいた、販売終了セールの化粧品を受け取りに行き、飲むことになる。
美容液8,900円→1,400円など大特価で、サンプルも大量にもらう。

現在の職場状況など近況をいろいろ聞く。
私がいたチームは8人→今は5人でやっているらしい。
8人いても相当ハードだったが。
そして私の今の楽さ加減たら。皆に申し訳ないような寂しいような。

生協カタログは仕事は大変だったけれど、楽しかったし、食費はかなり助かったし、人が良かった。
素晴らしい職場だった。辞めてもこうして一緒に飲めるのは有難いし、皆可愛い。

私のお気に入りN君をちゃんと誘ってくれて、N君も遅くなりながらも来てくれて、やっぱり可愛い。
ああ楽しい。

たいして飲んでいないと思うのだが、記憶がない。
購入した化粧品を忘れて店を出てしまうほどなので、酔っていたのだろう。
誰かが「忘れてますよ！」と渡してくれて助かった。

『和来路』はつまみも美味しいし、いい店だった。

　NHKスペシャル「ワーキングプアⅡ～努力すれば抜け出せますか～」の再放送を見る。
私は非常に近いところにいると思う。

先日の忘年会で叔父とも話をしたのだが、私はバブル入社で完全に世の中を舐めていた。
ぬるま湯に浸かりきって、何の危機感も持たず。
壁にぶち当たることがあるならば、その時考えようと思っていた。

少子高齢化社会が進めば、女性も老人も働かなければならず、適当に仕事が出来て、日本語が話せればなんとかなる。
はずだった。どうもそうはいかないらしい。
まあいい。ダメなら野垂れ死にで。太く短くで結構。
しかし、どうやらそれも危うい。
ものすごーく細ーく長ーく生きてしまうかもしれないのだ。
ワーキングプアとして。

やばいね。これは大変。
人々はワーキングプアにならないように、抜け出すように、必死で働くか、うまく金儲けをするしかないのか？
それより、ワーキングプアを楽しく生きる方法ってないのかね？

12月18日 どうでもいい事，仕事納め

　恋人の極些細な裏切りを見る。たいしたことではないが、ちょっぴり悲しい。
これをどうするか、というのは結構重要なことだ。

人生のほとんどの問題はどうでもいい問題で、人生はくだらないことの積み重ねだ。
どうでもいいくだらないことを溜めこむと、大変なことになる。
だから二人で「どうでもいいことだよね」と確認して一緒に流さないと、ダメな気がする。

　15時前に来て、と言われたが、かなり早めに職場に到着。

今、作業をしているのは雑誌のSEX特集号で、チャッチャカやればいいところじっくり原稿を読んでしまう。
大変興味深い。恋人に報告したら「しっかり研究してね」。ハイ！

21時過ぎまで働いて、私は本日が仕事納め。そして仕事始めは1月22日。
1ヶ月以上の休みとは参った。
他の現場に入れればいいが、どうなることやら。

12月17日 デート，『TANTO TANTO』，映画『オーロラ』，和解

　デート。ちょっと不安なことがあったのだけれど、そんなものはぶっ飛ばす仲の良さ。
こういう事ってあるんだなあ。泣く。
帰って、一人になって、思い出してまた泣く。
恋人の存在は、私にとって、とてつもなく大きくて、深い。

　映画の半券でワインがサービス、とのことで久し振りに『TANTO TANTO』。
美味しかった。
今日は頼まなかったが、この店のデザートピッツァはチーズなしで、私にも食べられる。大好き。

　映画『オーロラ』。ダンスもの映画は好きだし、バレエは特に美しいと思う。
だからかなり期待していたのに、話がつまらなくてがっかり。
子供向けの御伽噺だった。
オーロラ姫はうっとりするぐらい綺麗だが。

御伽噺なので目くじらを立てるほどの事でもないのだけれど、アラブ風の踊りとか、日本風の舞踏とか、オーロラ姫に気に入られようと、各国王子の踊りのプレゼンがある。
で、ジパンゴ王国の踊りが、あり得ない。
山海塾みたいな暗黒舞踏で、オーロラ姫は激しく嫌悪する。恐過ぎる。
そんなもの、まだ子供みたいな少女とのお見合いの場で、得意気に見せないだろう、普通。

なんか、もっと華やかで美しい日本の踊りもあるじゃん！ と腹が立つ。
バレエにして見せるのは難しいかもしれないけれど。
外国映画で「日本人＝めがね、カメラ、おじぎ、中国語なまりの変な日本語」を見せられるような不快感を感じた。

　日記を巡るトラブルを手紙で話し合った友人から電話。
私が謝って、一件落着となる。良かった。

　12月4日以来久し振りにジェイソン君から電話。仕事が忙しかったらしい。
年末の買い物に付き合って欲しいとの事。お安い御用で。