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マリバール 文集・ギャラリー

12月20日 訃報,ナインアンダー in 『手刀(チョップ)』

2007-01-16 23:48:50 | 抱茎亭日乗メモ
 青島幸男の訃報。面白かったいろいろを思い出す。
学生時代、みんなでクレイジーキャッツの映画を、浅草でオールナイトで何本も見たこと。
ハンストの応援ハガキを書いたこともあった。
都市博中止偉い!とか。
「ビールでも飲もうか」が最後の言葉というのも、らしくていい。

 ワイドショウを見ていたら、最後に岸田今日子の訃報。続くなあ。
私が印象深いのは『傷だらけの天使』と『長靴下のピッピ』。

宮崎学さんの還暦祝いで、私はマリリン・モンローの真似をしたのに「岸田今日子に似ている」と言う人がいて、腹を立てた。



別の人が「それは誉め言葉だよ」と言ってくれたが、私は「あり得ない!」と怒った。
「岸田今日子みたい=失敗」と受け取った。

しかし訃報を聞き、いろいろを知ると、岸田今日子は偉大な女優だと改めて思った。
「マリリン・モンローじゃなくて岸田今日子」は悪口ではなかったかもしれない。

なぜムカツクのかと言えば、その人は会う度「妖怪になれ」とか「妖怪度が上がった」とか「下がった」とかしつこく言ってうるさいからだ。
私が不快さを露わにしても止めない。悪気はないのかもしれないが。

その人に言われたのでなければ、結構嫌ではなかったかも。
『卍』とか、凄く良かったし!


 ナインアンダーのライヴは21:20からと聞いていた。
亀田興毅の初防衛戦勝利を確認してから出掛ける。
それほど思い入れがあるわけではないが、亀田親子バッシングはいやらしく感じていたので、「どんなもんじゃーい!」は気分がいい。

私はナンパ師ギネス君にひっかかったように、亀田興毅のヤンキー顔が好きなのだ。
そしてランダエタのような南国顔も好き。

スポーツの勝敗など私にはどうでもいいことで、公正も品格も礼儀も求めない。
興行として面白ければ、主人公が魅力的なら、ちょっと興味が湧く程度。
ドラマティックな展開があれば興奮はするが、感動するということはない。
他人同士のやってることだし。

 だから友人がやっている『ナインアンダー』のライヴの方が、私にとっては重要だ。
ナインアンダーと私の勝負とも言える。

遅刻してタクシーで『手刀』へ。車で行くのは初めて。
迷って遠いところで降りてしまう。走った。まだ始まってなかった。ホッ。
遅刻で見られなくては、勝負になどならん。

この日は新曲の披露があって、いい曲だと思った。楽しかった。
勝ったとか負けたとかは思わなかったけれど、それもいい。
スポーツのように、他人の決めたルールで勝負が決まらないところがいい。
初めてナインアンダーを見た時の「やられたー!」という感じ。
あれはナインアンダーの「勝ち」だったな。

 打ち上げに参加。
ドラムのカモ兄さんの従兄弟Aさんと、ベースの松本さんと美容話。
Aさんは西新宿で『トータルセラピー ピースマイル』というサロンをやっているらしい。
コメント
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