The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

12月30日 『檸檬屋新宿』

2007-01-24 04:29:08 | 抱茎亭日乗メモ
 今日も『檸檬屋新宿』。年内最終日だそうで。
2001年の年末も檸檬屋ばっかり行ってたなあ。
あの年は内縁夫と別れ、辛かった。今年は恋人とラブラブの一年だった。幸せ。

本日は電脳キツネ目組組員二人も一緒に評論家三上治さんのご招待だった。
ご馳走様です。

仕事の話。結局健康フィットネス雑誌の18日の仕事納め以降他の仕事は入らず。
「毎日電話しろ」と三上さんにアドバイスされるのだが、なかなか。
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12月29日 『バロン』,『檸檬屋新宿』

2007-01-24 03:10:31 | 抱茎亭日乗メモ
 静岡『バロン』の忘年会。宮崎学さんが登場、との情報で追っ駆け。
静岡駅で宮崎さんと会って、タクシーに乗せて頂く。
遅刻癖の私としては、かなり珍しく嬉しい偶然。

『バロン』には、まだ誰も来ていなかった。一番乗りとは、ビックリ。

宮崎さんのお話は面白かった。
「善良な市民」意識の害悪について。
これは反発する人も多くて「結局革新や左翼じゃなくて、権力の中にいる汚いハト派が平和を守ってきたのでは」と宮崎さんに言われると「いや、やはり草の根の市民運動が守ってきたんだ」と必ず言う。
「正義はどちらに? 我らにこそ!」と信じて疑わない人々。

今日の朝日新聞記事

(以下引用)

「長男襲われた溝口敦さん、組長に損害賠償請求へ」

ノンフィクションライター溝口敦さん(64)が書いた指定暴力団山口組を題材にした記事を巡り、溝口さんの長男(34)が今年1月に東京都内で山口組系元組員らに刺された傷害事件で、溝口さんらは来年1月に、元組員らが所属していた組織の上部団体の組長らを相手取り、損害賠償請求訴訟を起こす。

 溝口さんは「組織ぐるみの犯行の疑いが強いのに捜査では解明できない。民事訴訟で上部の責任を問おうと考えた」と話している。

 訴えられるのは、組員数7千数百人で山口組内最大組織の山健組の桑田邦雄組長と下部団体の組長ら。桑田組長は傷害事件では立件されていないが、溝口さん側は「襲撃の指示の有無にかかわらず、暴力団トップは下部組織や組員を日常的に指揮しており、民法上の使用者責任や共同不法行為責任がある」としている。

 長男は1月8日、都内の路上で、元組員らにはさみで右太ももを刺された。山健組傘下団体の元組員ら3人が警視庁に傷害容疑で逮捕され、懲役3年6カ月~6年の実刑判決を受けた。

 判決は、溝口さんが執筆した雑誌記事で、山口組の前組長を中傷されたと考えた関係者が、報復や警告目的で実行したと認定。3人以外の関与については「組織性も否定できない」と指摘した。

(引用終り)

について、宮崎さんの見解を質問。
中傷された、と考えた記事がどんなものだったのか、溝口敦自身は何と言っているのか、「言論には言論で」という論理が成り立つのか、つまり書かれた山口組側が反論を発表することが可能なのか、書く側の持つべき覚悟とは、裁判の行方は、それにしても子供をやるのはどうなんだ、などなど、ディープな話。

今、宮崎さんは山口組の歴史本を書いているそうで、非常に楽しみ。

 宮崎さんが21時過ぎの新幹線で帰るとのことで、東京駅までご一緒させてもらって、私は『檸檬屋新宿』忘年会へ。

盛況だった。蟹鍋と焼蟹をたくさん食べた。
住枝さんはまだぶっ壊れてはおらず。
「『バロン』で何が出た?」と住枝さんに聞かれて
「煮物と柿の種とお客さんの差入れの餃子」と言ったら、勝ち誇ったように
「静岡まで行って可哀想に! 蟹を食え! 食べろ!」。 

どうやら住枝さんは宮崎さんが『檸檬屋』じゃなくて『バロン』に行ったことがちょっと悔しかったみたい。
「オッサンが行ってやらないと『バロン』は潰れそうらしいから、まあええわい」と対抗心を燃やしていて、可笑しい。
私は間に合わなかったが、ソン・コマージュさんのライヴもあって、『檸檬屋』だってすごいじゃん。

「『バロン』にキツネ目組は誰がおった?」
「Mさん」
「お前の彼氏か」
ハイハイ、と言っておく。

 久し振りに会ったお客さんに「きれいになったねえ」と言われる。
『紀尾井町プラザクリニック』効果か? ニッコリ。
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