The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

1月6日 恋の悩みと2ちゃんねらー

2007-01-30 06:42:55 | 抱茎亭日乗メモ
 友人から電話。先日、恋話を聞いたので「その後どう?」と尋ねる。
「あの時は、喋り過ぎた。相手のことは忘れたいと思ってる」と言う。
「そう?私は聞いて良かったと思ったけど。話したくなければは話さなくていいし、話したければ幾らでも聞くから」
と言ったらホッとした様子。

 別の友人は、新年早々別れ話が持ち上がったとか。
あれれ。じゃあ、『ストロベリーフィールズ』で話そう! 飲もう! と誘ったが、来られず。
まあ今日の『ストロベリーフィールズ』は、全くそんな雰囲気ではなかったので、次回じっくり、というのが正解だろう。

 深夜に、2ちゃんねらーについて思いつき、前から「あなたでしょう」と言っていた疑惑の人物に当たる。
それは殆ど冗談で「誰なのか?」というのは私にとってどうでもいいことだ。

もし知人ならば、お可哀想に、とは思う。
私に飲み会で話しかけられ我慢して相手をし、いかに迷惑しているか直接言えず、正月早々、2ちゃんねるに書き込むしかないなんて。

> ご配慮願いますよ。 哀しくないっすかぁ?

どっちが!

私は飲み会で嫌いな人に話しかけられたら逃げるし、話さない。
それでも五月蝿かったら「話しかけないで」と言う。
だが、私が話しかけた人がそういう行動に出られないなら、気の毒なことだ。

そして、その本人が2ちゃんねらーとは断定できない。
観察して私に話しかけられた人と見せかける、ということもありうる。

そんな話を疑惑(嘘。でも完全シロとは言い切れない。ハハハ)の人物と。
2ちゃんねらーは混乱させるのが楽しいのだろうから、こちらも楽しく。
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1月6日 『ストロベリーフィールズ』

2007-01-30 05:14:10 | 抱茎亭日乗メモ
 高橋玄監督作品の常連俳優藤村忠生さんがマスターの阿佐ヶ谷『ストロベリーフィールズ』最終日。
阿佐ヶ谷はよく行く街ではないので私は常連ではないが、近くに用があれば必ず寄るし、藤村さんの舞台は何回も見ている。

藤村さんは、お店を10年半やって一区切りつけ、俳優活動に専念するとのこと。
1996年はお店ブーム? だったのか、昨年は『ミリバール』も『おまた』も10周年だった。
『ストロベリーフィールズ』は閉店するわけだが、お店を続けるのは本当に大変なことだ。

 小さなお店でライブって? と思いつつ22時前ぐらいに着く。
店から人が溢れていた。
一つ空いていた席があり、最前列。
常連客のいろんなミュージシャンが登場。
プロではないらしいがとても歌のうまい女性がオリジナル曲を演ったり。

ポカスカジャンのタマ伸也の歌はとても良かった。
中島らも作『いいんだよ』とか。社会派なのね。
名古屋だか、遠くから追っ駆けの女子らもいた。
タマさんは汗ダク。盛り上がった。床が抜けるのでは、と思うぐらい。

最後は藤村さんが歌った。
酒場『ストロベリーフィールズ』の歌と、ご本人が「暗いです」と言う、厭世的な歌。
これがラストというのは藤村さんらしいのかな。

 ライブ終了後、議員をやっているという若者に「この店にはどうして?」と話しかけられる。
彼もライブに出たらしいが私は見逃した。
タマさんに「お前の選挙ポスターの耳にタバコ描いてやる!」などといじられていて、気さくな雰囲気の人。

「藤村さんのファンで、もとは高橋玄さんのファンなんです」と私。
「玄さんの映画のファン?」
「映画もですが玄さんの大ファン」
「映画じゃなくて人物としてファンなんですか。それは変わってますね」
「そうですか?ほとんど愛してるんですけど。『カロン』見ました?」
「見ました」
「私は10回見ました」
のけぞって驚きの声を上げる議員君。
全くそんな感じはしないが、共産党だそうで「玄さんとは全く違うので」。

いろんな人がいて、面白い店だったんだなあ、『ストロベリーフィールズ』。

 そろそろ帰らないと終電が、という頃に玄さん登場。
いろいろお話しを聞きたかったのだが、挨拶をして、後ろ髪を引かれつつ帰る。
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