第3回個展「秩序の目録3‐archived memorie」の会場風景は、概ね以下のようなものだった。
![2007_10_MUSEEF04](http://farm3.static.flickr.com/2277/1757556802_90cb12ca7a_m.jpg)
![2007_10_MUSEEF05](http://farm3.static.flickr.com/2389/1756704637_1b9be13f11_m.jpg)
![2007_10_MUSEEF06](http://farm3.static.flickr.com/2272/1757560470_86b74e13f1_m.jpg)
![2007_10_MUSEEF03](http://farm3.static.flickr.com/2382/1757554754_17e280e340_m.jpg)
個展も3回目となると、いろいろと別な角度から見えてくるものらしいが、今回は本当に勉強になるところが多かった。会場風景からをご覧になっていただければ一目瞭然だが、基本的なインスタレーションはまたしても前回と同様である。ただ、今回は四隅に長めの飾りピンを刺し、四辺を裏からテープ留めした。
中央の台にはポートフォリオボックスを置き、壁面に設置した作品と同じ素材から出力した、小サイズの作品を収めて、鑑賞者が手にとって大小の作品を比較しつつ鑑賞できるようにした。また、そのために白手袋を2組配置し、さらに3日目からは「手にとって比べてください」との注意書きも設置した。
今回の展示で最も大きな収穫となったのは、作品そのものに対する反応や過程から得られた知見ではなく、展示のプランニングであった。鑑賞者に作品そのものをただ鑑賞していただくのではなく、製作技法の持つ特性を踏まえたうえで、作品を取り巻く状況をも感じ取っていただけるような、いわばインスタレーションとしての展示を思考かつ指向、そして試行し、実際に会場で施工した過程とその結果が、今回の最も大きな収穫だったと思う。
でまぁ、早くも第4回個展の構想もまとまりつつあることだし、また準備に取り掛かるとしましょうかね。
結局、個展の終了と共に次回個展の準備が始まるというのは、文字通りの意味だったのだネェ~
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