久しぶりに金村修ワークショップへ参加した。
かなぁり久しぶりだったが、だからといって雰囲気が特に変わっているわけでもなく、いつものように淡々と作品を検討していただく。
自分は展示するプリントを最終的に確定し、出来れば会場に掲示するコメントについても意見をいただこうと思っていたのだが、ギャラリーコンシールへ提出したポートフォリオに検討用のプリントをはさんできたため、思いがけず「ギャラリーへ提出した展示説明」がまず俎上に上ってしまう。
その後、検討用プリントから展示作品の選考に移り、ほぼ自分の狙い通りとなったのはよかったのだが、問題はその後だ。
用意してきた「展示用のコメント」を読んでいただいたところ、あっさり「さっきのほうがよかったよ」と即答。
自分でも、いささか狙いすぎかと思ってはいたのだが、さらに重ねて「さっきのはちゃんとまじめに書いてるからいいけど、こっちはダメ」とまで釘を刺されてしまい、もはや万策尽きた。
まぁ、ギャラリーへ提出した文面なので、本番で使用しても無問題といえば無問題ではある。だが、内容的にいささか変更もあったし、そもそもそのとき限りの文章だったので、個人的にはちょっと微妙な気持ちがしないわけでもない。
それに…
テキストファイルがどっかいっちゃってるんだよねぇ~
しょうがないから、また打ち直すとしましょうかね。
そして、作品検討が一段落した後、珍しく金村氏も交えた懇親会となり、取って置きのヴィンテージプリントをいくつか拝見させていただく。
いやぁ、今日は本当に運がよかったなぁ(ねぇ、ほんと?)。
授業(?)のあと、あーゆー感じになるのもいいですね。今まではあんなことなかったのですか?
あの時はほんとにたまたまだったのですが、出席しておいて本当によかったですね。しかし、オリジナルプリントをきちんと観る機会を持つかどうかというのは、本当に大事なことだと思います。
正直、あのプリントを観た後では、デジタルがみすぼらしく思えてしょうがないですからね。
デジタルにはデジタルならではのなにかを表現しないと、単純に銀塩を置き換えただけではお話にもならないってことを、いまさらのように痛感させられた夜でもありました。