変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー




そもそも言葉なんて、言いたいことが伝わればいいんだよ。
でも、正確にちゃんと伝えるってのは、とても難しい。
だから、言葉の表現には様々なルールがある。
皆が同じルールに則っていれば、最低限の意志伝達は楽になる。
そして、敢えてちょっとだけルールを破ることで、最も言いたいことを強調
したりもできるようになる。よくやるのは 「全然いいよ!」 とか。
『全然』から始めた場合、ルール的には否定調で終わらなきゃいけない。
「全然ダメだね」とか。

こういうのは、分かった上でやる分には良いアクセントになる。やり過ると
不愉快なもんだけど。

そういうのとはちょっと違うんだけど、最近どうも気に障る表現がある。
例えば、人の話をちゃんと聞かない人がいたとしよう。その人のことを誰か
と会話する時、
  あいつは、人の話を 聞く前に 喋り出すんだよね
と表現すると思うんだけど、
  あいつは、人の話を 聞かない前に 喋り出すんだよね
という表現を耳にすることがある。

よく読む歴史小説の作家さんで、この表現を多発する人がいる。
  敵が攻め込む前に逃げ出した
と書いて欲しいところが、
  敵が攻め込まない前に逃げ出した
みたいな表現になる。

本当は後者の表現の方が正しいのかしら。でもさ、時系列が狂っていると
思うんだよね。人間のアタマなんてのは、時系列に沿って順序立てて行か
ないと、なかなか理解が及ばない。おいらレベルのアタマに限ったことかも
しれないけど、ちょっと気持ち悪い訳さ。

おいらだけなのかなぁ?

ま、おいらの場合、それ以前に「分かり易い表現」について、勉強しなきゃ
いけませんけどね。

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