変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー




本所防災館@墨田区に行って来た。
今回の防災経験は4つ。
暴風雨と、火災と、地震と、火事の消火。
その前に、都心で地震が発生した場合のシミュレーション映画を
見てから、それぞれの体験に出発。

頭では分かっていても、これは一度経験しておくべきだと思った。
暴風雨なんて、息が吐けなくて過呼吸でぶっ倒れるかと思ったし。
震度7という揺れは、まるでロデオボーイに乗っているようだった。
これ↓は他の方が体験されてた震度6弱。


で。

最後にクイズ形式のテストを受けて(任意)、まーまーでした。


教訓。

その場では、愛する者すら守ることはできない。
大切な者を守るのは、事前の備えだけである。

身に染みました。

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以前に創った物語をここに記録して、それも完結してしまった。
ま、完結したことだし、久しぶりに自ら読み返してみたのだけども。

う~む。。

多くは語らないことにしよう。
泣き言も負け惜しみも、自意識過剰も自惚れも、どれも意味が無い。

ただ、これはあまりにもどーなのよ、というところに手を入れてみた。
ストーリーは全く変えずに、まずは誤字脱字の訂正。
そして、我ながらなげやりになってるなー、という箇所をちょっと変更
して、ちょっとくらいは読みやすくなったかしら。

というものを
王家の帰還 ~ルナの航跡
に掲載してみた。

他に載せるものがあるかというと、無い訳ではないけど、なんか気が
進まず、というのもあって、しつこいようだけども。

事の発端は、新しい物語を創っていて、それで行き詰って、なんとなく
旧作を読んでみたってのが本当のところ。
とにかくですね、時間が無いですよ。
時間は作るものだから、言い訳にもならないんだけど、足りないものは
足りない。これって結構悔しかったりする。

ま、いいや。

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見てないんで、レビューできないっす。
勝ったり負けたりしてたみたいね。

つかさー、何でBクラスなってんの?

黄金週間中は応援するです!

ぢゃ。

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おいらは魚好き。
旨いものは何でも好きだけど、最後はやっぱり魚かな。
財布が軽いので、「安くて」という条件が必要なんだけども。

という訳で、お寿司屋さんのお話。
日頃通うのは、もちろん回転寿司になる。しかし、侮ることなかれ。
旨い処はある。握りは稚拙だし、一仕事って訳にはいかないけど、
ネタは充分と思える店がある。
筆頭は「銚子丸」。チェーン店なんだけど、店舗によって結構差が
あるので、そこは要注意。しかし、例えば伊豆まで出掛けたとして、
「はなまる寿司」とか「伊豆太郎」等の有名回転寿司店に入ったと
しても、味も値段も概ね遜色無い。ま、「伊豆太郎」には近海モノの
ネタでは敵わないけど、相応の値段がするからね。

さて、前置きが長くなったけど、今回記録するのは「回らない」寿司。
近所にいい店があるですよ。
一つは「海幸」。砂町銀座の外れにある店で、いつでも大行列して
いる。ここのマグロは、確かに旨い! 築地場内の店なんかと比べ
ちゃいけないけど、値段からすると充分に納得できます。
そして「百万石」。新小岩にあります。実は「銚子丸」の回らない版
で、ちょっと高いけど、その分旨い。滅多に行けないけど、満足度は
極めて高い。
最後が「常」。錦糸町駅前。最近は行ってないけど、何でも1貫百円。
でも、以前程は行列してないところを見ると、それなりになっちゃった
のかもしれない。

結論から言うとですね、酒でも肉でも何でもそうなんだけど、値段を
縦軸(y)、味を横軸(x)にした場合、両者の関係は y=x にはならない。
y=xxの関係とみていい。この前提で、庶民に満足を提供しようとした
場合、「銚子丸」や「百万石」の狙いは素晴らしい。併せ、味や値段
に留まらず、接客等も高いレベルを保っていると思う。

これからもお世話になります♪

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おいらはどういうラーメンが好きなの?
ということで、現状のマイラーメンランキングを記録しておくことにしました。
その前に、ラーメンをどう分類しようかなぁ。↓こんなんでいいかしら。
<スープ>
【味付系】  【素材系】   【油】      【アクセント】
 1.醤油    (1)魚介   ①背脂      a.胡椒
 2.味噌    (2)昆布   ②ラード      b.唐辛子
 3.塩      (3)豚骨   ③ゴマ、ネギ   c.酸っぱい系
<麺>     
【太さ】    【ゆで方】   【ちぢれ】    【素材】
 A.細麺   ア.硬い     [1]直      <1>小麦粉だけ
 B.太麺   イ.ちょうど    [2]ちぢれ    <2>混ぜ物有(炭水化物)
 C.中太   ウ.柔らかい   [3]中間     <3>混ぜ物有(その他)
キリが無いので、トッピングには触れないことにします。。。
この分類の正否は兎も角として、おいら好みと言えば、
3-(1)+(2)-③-b-A-イ-[1]-<1>
ということになる。但し、例外は満載なので注意。

・・・どうやらこの試みは失敗の様子。。。
店名で記録した方が手っ取り早いことに今更ながら気付いたりして。
改めて店名で表現してみると、結果はこう↓なりました。

第1位:とうかんや(塩らーめん) 醤油も味噌も絶品。
第2位:桂花(桂花らーめん) 看板のターローは食べられない歳に。
第3位:五行(焦がし醤油らーめん) 邪道なのかもしれませんが。

<番外編>
一つ目:蘭丸 ランチの特盛ご飯つき 同じ値段で食える二人前。
二つ目:じゃんがら 全部入り 長浜系ではこれが一番好き。
三つ目:神蔵 寒い日にはベストでしょうか。
<昔は旨かった系>
一つ目:蘭丸 チャーシューが旨かったのになぁ。
二つ目:ますたに ホント旨かったのに、残念。
三つ目:弁慶 今でも旨いんだけど、体が受け付けません(泣)。
<有名店系>
一つ目:斑鳩 確かに旨いけど、あそこまで並ぶか?系。
二つ目:麺屋武蔵 正直、可も無く不可も無く。
三つ目:天下一品 安飲み屋として使える。

いずれはトッピングについても記録することにしよう。

つか、この記事疲れる。

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野球のこと、忘れてませんか?
忘れちゃいないけど、何か盛り上がりに欠けるんだよねぇ。
・・・と思っていたらあなた!

4/15 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計   どないじゃー!
BS   0 0 0 0 1 0 0 0 0  1   すっきりしました。鳥谷とアニキのHR
T    7 1 0 0 0 0 0 2 X 10   とは素敵じゃありませんか!

4/17 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計   山本にも意地があるわな。
T    0 0 0 0 0 0 0 0 0  0   相手にとって不足はない! ライバル
D    2 0 3 0 0 0 0 0 X  5   として認めよう。一方通行かな?

4/18 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計   これぞ去年の雪辱! 今節の目標は
T    6 0 0 3 0 0 0 0 0  9   クリア! しかし金本、いいねー。
D    0 1 0 0 0 0 0 0 0  1    鳥谷、君も分かってきたね♪

4/19 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計   くやしーなー。でもさ、昨日に昨年の
T    0 2 1 0 4 0 0 0 0  7   1年分勝ったからさ、いーの、いーの♪
D    0 1 0 0 5 0 3 0 X  9   

4/20 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計  のーこめんとーーーっ!!!
G    0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 3  4
T    0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 4X 5

4/21 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計   あれ?
G    0 3 0 0 0 0 0 2 0  5   
T    0 0 0 1 0 1 0 0 0  2

ということで、3勝3敗な週でした。要は5割なんだけど、4/20のG戦が
あまりも衝撃的で、何かとても興奮した週でもありました。あんな試合
やられたら、ファンも疲れて大変ですよ。大歓迎な疲れですよ。

ちょっといい感じなプロ野球。燃えるぜ。

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初代ガンダムが放映されたのは、おいらが中学生の頃だったかな。
分かりやすい意味での「かっこよさ」を排除した、珍しい作品でした。
最近になって、最初の続編であるZ(ゼータ)ガンダムが映画化され、
その勢いに乗じて、数ある派生作品を見てみた。全部を見た訳じゃ
ないけど、分類してみるとこうなる。
※縦軸は物語の時系列順。
【時代背景】  【物語の連続性】   【亜流物語】
1年戦争     「ガンダム」      「第08MS小隊」
           ↓  
1年戦争後     ↓          「0080ポケットの中の戦争」
           ↓          「0083StardustMemories」
          「Zガンダム」
           ↓
          「ガンダムZZ(ダブルゼータ)」
           ↓
          「逆襲のシャア」
遥か未来                「ターンAガンダム」

ZZとターンAは未だ見てませんが、結論的には初代ガンダムが突出
して面白いと思います。懐古主義とかじゃなくて。

これらとは全く異なった設定の下に描かれたのが「SEED」シリーズ。
「ガンダムSEED」とその続編である「SEED Destiny」の2作品。
初代シリーズから、『スペースコロニー』と『モビルスーツ』という因子
を引き継いで、異なる物語を構築した。但し、根幹となる因子は別の
形で継承されている。即ち、
初代『ニュータイプVSオールドタイプ』→SEED『コーディネーターVSナチュラル』となり、
『ミノフスキー粒子』は『ニュートロンジャマー』に、それぞれ機能は違っても物語
としては類似した役割を持つ因子を作り出している。『コロニー落とし』と
『血のバレンタイン』や、『コロニーレーザー』と『ジェネシス』は、だいぶ意味合いが
違ってるけど、これらも類似した役割と言えるかもしれない。

こちらの物語、初代と根本的に違う要素として、分かりやすい意味で
の「かっこよさ」を追求していることが挙げられる。スポンサーの思惑
はともかくとして、これはこれで成功しているように思う。
ハナシもそんなにつまらなくない。いや、結構面白い。単純だけど。

で、ランキングだけども。
第1位 機動戦士ガンダム(初代)
第2位 機動戦士ガンダムSEED
第3位 該当無し
ということで。

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涙は心の汗だ、と聞いたことがある。
一言に汗と言ってもねぇ。
それは冷や汗かい? 青春の汗なの?

どちらでもない、素敵な涙を発見した。

心が涙を流すってこういうことなのかな、と初めて
思った。
ネガティブなことが起こった訳じゃなくて、本当に
好きなモノに触れたんだと思う。
ええ、口元はにやけてましたよ、多分。
瞳が多少は潤んでいたかもしれないけど、基本的
に笑顔な感じ。

音楽って万能だ。
アーティストって素晴らしい。

相変わらずの明日は、またやって来るけどね。
笑ってやろう。笑っていよう。

ハハハ。

ほら、笑えた。

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何となく新作の構想ができあがって、気ままに書き始めてみたのが
2月のはじめ頃。我ながら海のものとも山のものとも知れず、進めて
います。

前作とは全く違ったモノなんだけど、登場人物のキャラクター創りが
相変わらずヘタだわ。上手なトコなんて無いんだけど、キャラの所は
特にね。

物語創り的には、専門知識が少ないのは痛い。
もうちょっと勉強しときゃ良かったなぁ、等と不毛な感慨を持ちつつ、
さてさてどんなモノになることやら。

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PASMOが流通している。
改札で見る限り、既に過半数の人が利用しているように感じる。
新しいモノ好きのおいら、解禁当日に購入してみた訳だけども。
こりゃ、便利ですよ。
切符を買わないでいいのが便利?
それもあるけど、いちいち料金を調べなくてもいいってのが楽だ。
ただ、JRと私鉄の乗り入れ並行区間は、JR基準で料金が計算
されるらしい。油断すると損するけど、横着者のおいらとしては、
わざわざ調べないよ、きっと。それも狙いかしら。

ともあれ、携帯電話の如く、もうこれ無しの生活は考えられない。

しかし、言っちゃ悪いけど、こうなるのに何年かかってんだか。。

確か、アポロが月に行った頃、20世紀中に火星に人が降り立つ
と言われてたんじゃなかったっけ。60年以上も遅てる訳だ。

素人が思い付くレベルのモノは、専門家の間では既に研究され
ていると思う。
なのに、実際に運用される段階に至るには、予想以上に時間を
要する。理由は・・・分かるような気がする。

何にせよ、早くしないとドラえもんに間に合わないよ。22世紀に
はタイムマシンを含めて実用化しなきゃいけないんだから。

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先日の話。
随分と長い間、お気に入りのラーメン屋さんに行くことはあっても、
新規開拓をサボっていた。歳とともに保守的になっていくもんだけ
ど、こんなところにもそれは現れているのかな。

それじゃいかん、という訳でもないが、最近は開拓に余念が無い。

で、西麻布「五行」さんに行ってみた。ちょっと洒落た感じ。

おっさんが一人で歩くには不似合いだね、六本木というところは。
お構いなしにデフォルト状態の「焦がし醤油ラーメン」を注文。

そしたら。

旨ぇ! いや、旨いと言うと語弊があるかな。
マジ好きっす!!
大満足で店を出たら、あらら、大雨ですよ。

タクシー拾って駅まで。

何やってんだか。

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打線が繋がらない。
闘志が前面に出て来ない。
と思っていたら、それは竜への執念として溜め込んでいた様子。
さて、甲子園開幕の週、対竜雪辱開始の週。どうでしたか?

4/8 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計   いわゆる小嶋かわいそー。
T   0 0 0 0 0 0 0 0 0  0   いわゆる貧打なにしとんねん。
G   0 0 0 1 0 1 0 0 X  2   いわゆるいい試合。でも悔しい。

4/10 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計   つまりは快勝!
D    0 1 1 0 0 0 0 0 0  2   つまりは逆転勝ち!!
T    0 0 0 1 4 0 0 0 X  5   つまりは宿敵山本粉砕!!!

4/11 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計   よく追いついた。
D    3 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0  6   よく守った。
T    3 0 0 0 0 1 0 2 0 0 0 0  6   よく頑張った!

4/12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計   これは気持ちで勝ったでしょー!
D    0 0 0 0 0 1 0 0 0 1    これはファンが燃えたでしょー!
T    1 2 0 0 0 0 0 0 X 3    打線が心配、、、川上だから?

4/13 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計   はーしーもーとーーっ!!!
BS   0 0 0 0 0 0 3 3 0  6    天意に見放された感じの試合。でも、
T   1 0 0 0 0 0 1 2 0X 4   金本の不敵な笑みを見て安心した。

4/14 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計   3回の攻撃が頂けない。
BS   0 0 0 0 0 0 0 2 4 6    頼むよ。
T    0 0 0 0 0 0 0 0 0 0    ほんとに。

という訳で、2勝3敗1引き分けな週。
負け越してしまいました。
しかし、収穫も多かったように思う。
何と言ってもまだ4月。開幕直後。これからですよ。

不安も山積だけど。

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現実と妄想の境界線が曖昧になることってありませんか。
おいらはあんまりありません。

でも。

もっと質の悪い感覚到来ですよ。
現実でありながら何故かリアルな感じがしない、というような。
自分のことなのに何処か他人事のような気がする、みたいな。

凄く気軽にフリーターになってしまいそうな自分がいたりして、
執着心満々なはずの生をあっさり見限りそうな感情が芽生え
たりして。

懸命に働く人は素晴らしいし、そうあろうとする人もかっこいい。
おいらの今日は、誰かが生きることを望んで止まなかった明日。

なのに。

何故かな。
全部が全部、獏とした感じ。

今のおいら、付け入るスキがいっぱいに違いない。
元より脇あまいし。加齢臭するだろうし。

こんなにも待ち遠しくない明日、そうしてしまったのは誰あらぬ
自分自身だろうに。

寝る。

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カテゴリの 『連載』 を選ぶと、古い記事から続きモノの物語になります。
----------------------------------------------------------------
 <目次>      (今回の記事への掲載範囲)
 序 章         掲載済 (1、2)
 第1章 帰還     掲載済 (3、4、5、6、7)
 第2章 陰謀     掲載済 (8、9、10、11)
 第3章 出撃     掲載済 (12、13、14、15、16)
 第4章 錯綜     掲載済 (17、18、19、20)
 第5章 回帰     掲載済 (21、22、23、24)
 第6章 収束     掲載済 (25、26、27、28)
 第7章 決戦     掲載済 (29、30、31、32、33、34)
 終 章          ○    (35)
----------------------------------------------------------------
 《終章》

 吹き抜ける風は爽やかであった。王宮に咲き乱れる花々の香りさえするようでもある。陽の光も穏やかであり、そこは平穏そのものであった。閉ざされた一画から自由で出入りできないことを除いて。
 幽閉とは、地下牢にでも押し込まれるものと思っていた王子は、穏やかな表情で庭園を見下ろしていた。なぜ自分が幽閉されなければならないのか、この先どうなってしまうのか、全く想像もできなかった。昨日、王宮内で炸裂した爆弾の衝撃はここにも届いていたが、脱出を言いに来る者は誰もいないし、父親である王は会いに来てもくれない。
 自分が何をしたと言うのだろう? 噂では、王国は大陸の北方において致命的な敗北を期したとも言う。そして究極の最終兵器も、無敵の前評判も空しく破壊されたと聞いた。これらに自分が関係していると疑われているのか? そんな馬鹿な。
 しかし、囚われの身の耳に届く噂は、もたらされる食事程の鮮度もなく、信憑性は皆無といい。そんな情報からは何事も推し量ることはできなかった。

 そんな王子を見ている初老の男がいた。王子の教育係であり、ルナの時代から『老師』と呼ばれている男である。孫のような王子とその取り巻きを、彼は彼なりの最大の情熱を以って教育して来たつもりである。そんな彼にとって、王子捕囚の知らせは悪夢以外の何物でもなかった。だからと言って、何ができるだろう? 一介の役人でしかない彼には、見ていることしかできないのだ。いつも一緒にいた仲間達とも引き離され、王子は本当の意味での孤独を始めて味わっていることだろう。少年にとって、恐らくそれは耐え難い苦痛であるか、近々そうなるはずだ。
 脱出できないものだろうか。過去に、幾人の英雄が囚われの身から脱したか。その脱出劇までもが英雄足る所以なのだろう。王子にそれが可能だろうか。彼の仲間は助けに来ないか。奇跡が訪れてくれはしまいか。
 彼は、王子の仲間の数人が既にこの世の人でなくなってしまったことを知らない。王子奪還が計画された上に実行され、既に失敗に終わったこと、彼はそれを知らなかったのだが、誰よりも彼等の幼さと至らなさを知っているだけに、もしも救出に来ようものなら、その命を賭けることになるということまでを見抜いていた。故に、少年達にはそんなことをしないで欲しいという気持ちが先立っており、だからこそ偶発的な奇跡を期待してしまいもするのだ。そんな複雑な心境にも関わらず、初老の男は何故か楽観的な気分でもあった。理由は定かではないが、あの不躾な男が再びドアを開け、王子を解き放ってくれるような気がしてならないのだ。
 ルナの行方は杳として知れないと聞く。王国の将来も極めて危うい状況であるし、その原因はルナにあるとの噂は絶えない。あろうことか、王子がここから脱出してルナに合流した、との噂まである。また、リメス・ジンとか言う最終兵器を撃破したのがルナだと言う者いる。軍がクーデターを起こしたと真しやかに語る輩もいるが、それさえもルナとの関係が疑われている。全てがルナに面白可笑しく結び付けられた情報は、どれも噂の域を出ないと考えるべきだ。そもそも、ルナの生死すら誰も確認できてはいまい。ところが彼も、現状はルナが打破してくれる、といった確信めいた思いを払拭できずにいて、噂を流している連中と大きくは違わない。
 くしくも、一人で物思いにふける王子も同じことを考えていた。ルナが現れて自分の窮地を救ってくれるはずだと。
 多くの臣民とて同様であった。周到に仕組まれ、そして大部分が事実の上に構築されたルナの悪評は、一部の者~ 悪評を仕組んだ者達 ~ 以外には受け入れられなかったようだ。

 初老の男は、次回の講義を準備することで気持ちを落ち着けることにした。次回は、オリエント遠征を終えて、カエサルがローマに帰還するところからフィルムが始まる。ローマ帝国は危機を脱し、それから数百年に及ぶ繁栄と安定を謳歌するのだ。後年、『パックス・ロマーナ』と呼ばれる時代の始まりであり、二千年の時を越え、現在の概ねの枠組みが完成した時代だ。
 歴史に『もし』は無いという。だがしかし、もし、カエサルなければ、どんな世界と歴史が作り出されたのだろう? ブルータスがカエサルの暗殺を成し遂げていたら……、そんな他愛も無い想像にふけりながら、初老の男は淡々と講義の準備を進めるのだった。

終わり


<長々とありがとうございました。>

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最近、知人がおいらのことを「猫みたい」と言った。
猫に似てきたのかな、おいら。。。

どーよ?

おやすみのところ、ご迷惑だったですか。
すみません。

猫でも犬でも人間でも、同居する者同士は似てくるもんだという。
我が愛猫も来月で10歳。10年の時の流れを共にした運命共同体。
お互い老けたなぁ、おい。

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