丸ビルまで買い物に行ったさ。
「れいじーすーざん」なんてブランドは、おいらの知るところではない。
ヤボでそこの商品を購入する必要に迫られ、止む無く。
仕事の移動途中に立ち寄れるショップを探したところ、丸ビルにあるという。
丸の内ビルジング(三菱系なので『ディ』じゃなくて『ジ』)。
関西出身のおいら、丸ビルと言えば梅田の丸いヤツを連想したもんだが、
こっちが本家丸ビルらしい。
10年位前、丸ビルで仕事してた時期があった。雲泥の差、とはこのことを
言うのだろう。ほんと、綺麗になりました。
立替前の丸ビルも味はあった。石作りで、がっしりしていて。
お化けも出たし。
たとえお化けが出ようとも、忙しくて帰れなくて、怖い思いを紛らわすため
にも、一人で仕事に精進したものさ。
それが今やどうだろう。
行き交う人々の洗練されていること。
建物が変わると、中の人も変わるのか。
へー。
勉強になりました。つか、テナントが変わっただけなのかな。。。
無事に買い物を済ませて、仕事先の大手町まで移動。散歩にはちょうど
の距離である。しかし、おいらにとってのこの移動は、単なるエネルギー
と時間の距離との置き換えという物理的作用だけを意味しない。
東京駅を挟んで西から東に抜ける道すがら、歩きながら自分のモードが
切り替わって行くのが分かる。
洒落た地区の女性用ブランドショップで買い物している変なおっさんから、
伝統のビジネス街に溢れるくたびれたサラリーマンに変身。
埋もれていく。
沈んでいく。
這い上がって、息継ぎしなければ。
3月初頭のプレゼン事案がいよいよ最終調整段階。
窒息している場合ではない。
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