しかし、我が家には何て本が多いのだろう。
その上、仕事関連のものが占める割合の低さよ。
マンガは2割以上を占めているな。
そんな我が家の書棚に、流行りのNANAが仲間入りした。全14巻。
Tクランシーをどけて空けた、わずかな隙間に詰め込んだ。
司馬遼太郎の左、安彦良和の右、新谷かおるの上、塩野七生の下。
後ろにはカミュや落合信彦と松本零士。仕切り代わりに車雑誌。
何だ、この本棚。
さておき、
約1ヶ月かけて読破した。
正直、おもしれぇ。
これは少女漫画の部類に入るのだと思うが、今までに少女マンガを
読んだ記憶は無い。多分。
なので、よくある描写とか、使い古された言い回しとかがあっても
おいらには分からない。
それだけに、余計に楽しめました。
設定が現実離れしていることにトヤカク言うまい。
マンガだから、と言う訳ではなくて、そんなことは些細なことだから。
読者に愛される要素を盗もう。
この作者が、純粋に描きたいモノを表現しているとは思わない。
処世術もアドバイスも、巧みに咀嚼している様子が節々に見え隠れ
している。
含めて学ばねばなるない。
理由は分からないが、細野不二彦のマンガが読みたくなった。
「グーグーがんも」がいいな。
VAN HALENあたりをガンガン響かせながら読むと、独特の感慨。
丘メタル少年だったおいらの世界。
前を向くためには、後の整理が必要だ。
それなくしては、単なる逃亡や避難になってしまうから。
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